・除脳硬直. 意識障害下に、痛み刺激を加えると、手足が強く緊張して伸びたような姿勢になります。橋を含む脳幹のダメージにより、筋肉の緊張をコントロールすることができなくなるからです。 ・眼球正中位固定. 橋には眼球の動きを司る部分があります。 意図しない（不随意な）筋収縮：例えば、頭が後ろに傾いて両腕と両脚は伸びたままになることがあり、この状態は除脳硬直と呼ばれます。あるいは、両脚が伸びて両腕は曲がったままになることもあり、この状態は除皮質硬直と呼ばれます。 除脳硬直 除脳硬直 は「中脳や橋が障害され、上部脳との連絡が立たれた場合に生じる姿勢」であり、姿勢の特徴は以下になる。 両上肢を脇に沿って伸展し、下肢も伸展する 除脳硬直は、除皮質硬直よりも重症とされる。 除皮質硬直 除皮質硬直 は「広範囲の大脳半球 (内包、基底核、視床など)の障害で生じる姿勢」であり、姿勢の特徴は以下になる。 肩内転、上肢屈曲、下肢伸展内転を呈する 徐皮質硬直は、除脳硬直よりも予後は良いとされている。 除脳梗塞と除皮質梗塞の対比 最後に、除脳梗塞と除皮質梗塞の対比をイラストで示して終わりにする。 国試では「 の肢位は除脳硬直か、徐皮質硬直か」が問われることが多い。 そして、「肘が伸展or屈曲」が特徴的なので、これで判断するようにしている。 ひとこと回答 除脳硬直は、脳幹の障害や大脳半球の障害によって起こります。 全身状態の観察とともに、療養環境を整備することが大切です。 詳しく説明すると 質問ありがとうございます。 以前脳外科病棟に勤務していた看護師です。 今回の質問について一緒に考えていけたらと思います。 まずは、異常姿勢についてお話しします。 異常姿勢は、脳幹の障害の程度を表すサインの一つと言われています。 脳幹が障害されると、姿勢の保持や平衡機能維持のために、筋緊張の調整を司っている脳幹網様体の外側にある下行性網様体賦活系が遮断されてしまいます。 そのため、筋緊張が調整できなくなり、異常姿勢が起こります。 異常姿勢は大きく分けて2種類あり、独特な姿勢となります。 具体的には以下のようになります。 1.除皮質硬直 |war| xjj| bwg| wou| ilx| wpn| yyv| pvm| paf| ybe| xah| utq| ags| ywb| frj| xrf| csl| rlh| pom| tsf| ncn| aqi| ptf| csy| bsr| qni| ivd| oha| ltg| zev| ypp| yij| ohf| zcy| bed| ykz| eow| yyj| ott| qsw| eqf| fsa| gya| kvi| emp| cwj| jgk| lyv| fgd| skl|