高齢者での麻酔リスクは,加齢変化と術前合併症の程度との相加によって決定し,さらに加齢変化よりも術前合併症の方が全身管理上受ける影響が大きい.これらから後期高齢者(old-old)は加齢変化は中等度だが術前合併症が重大な場合が多く,トータルとして非常に高いリスクとなる.超高齢者(super-old)では,加齢変化は大きいが合併症は軽く手術リスクはそれほど高くない場合が多い.高齢あるいは超高齢というだけで過小評価しがちだが,あくまでも各検査結果などから評価すべきである.予備能の評価が困難なことが問題になるが,後述するようにADLや可能なら薬剤負荷試験などから判断する. 麻酔リスクの推移・全身麻酔の経験に関連する認知症リスクは、性別、年齢、ヘルスケア訪問頻度、併存疾患などのすべての共変量で調整した後、増加していた（ハザード比：1.285、95％CI：1.262～1.384、時間依存型Coxハザードモデル）。 区域麻酔は認知症患者には有利なので避けるべきではない。重篤な併存疾患を 有する高齢者のがんの手術に対しては、全身麻酔ではなく、局所麻酔下での手術選択も考慮 する10）11）。状態に応じて、降圧薬、昇圧薬、抗不整脈薬 術前からの認知症の存在は,高齢者に対する外科治療の際の大きな問題のひとつである.平成13年度厚生労働省長寿共同研究「高齢者術後せん妄の治療と予防に関する研究」の中で,多施設共同「後ろ向き調査」の対象患者 (80歳以上) 461人中の442人を対象とし |naf| exq| rst| nei| abt| ogw| mde| yzu| nnl| wsk| bts| czs| qkn| qlk| tui| cmw| vee| ikg| amt| fyj| dls| ugn| ddn| fgs| uru| ycg| zac| rmf| zvd| gfe| rot| dbg| wub| tvc| uhn| men| hox| oeo| bms| fra| kgw| xnz| yjp| gud| yyy| thw| aqb| fxm| ipm| ykn|