看護師1年目が知っておくべき胸腔ドレーンの仕組み【急変も予知できる】

胸腔 ドレーン 排 液 色

具体的には、排液の色調が濃血性であれば術後出血、濃黄色や黄土色であれば胆汁漏( 図3 )、赤ワイン色であれば膵液漏、褐色であれば縫合不全、乳白色であればリンパ漏、などです。 図3 胆管チューブの排液 消化器外科手術後に縫合部が生着せず、消化管内容物が消化管外へ漏出している状態が考えられ、縫合不全を疑います。縫合不全の場合、消化管の内容物がドレーンから流出するため、ドレーン内も黄色~茶色の浮遊物が多く、混濁し 漿液性は 黄色〜無色透明 ですね。 術翌日は 赤みのやや強い淡血性 で、これが 徐々に漿液性に変化していく のが正常の経過です。 排液量 は、腹部の術後すぐなら、おおむね 50mlから500mlの間におさまる のが一般的です。 その後徐々に減ってきて、2桁台まで減少したところで抜去するケースが多いです。 ただ、 量と抜去のタイミングは、施設や術式によってかなり差があります 。 「量に関わらず翌日抜去」というケースもあれば、かなり減少しても入れ続けるケースもあります。 (ケースバイケースなので、一般論を述べることはあまり意味がありません) その後淡血性→淡々血性→淡黄血性→淡黄色→漿液性に変化する。 100ml/H以上の血性の排液があれば、術後出血、乳白色の変化は胸管損傷による乳び胸が考えられるため、 すぐに医師への報告する。 呼気時 -4~-8 吸気時 -6~-10 胸腔ドレーンの役割 治療のためのドレナージ(therapeutic drainage)胸水→ 排液:癌性、乳び、血性、膿性空気→ 排気:気胸、術後気管支断端瘻肺虚脱→肺の膨張 情報のためのドレナージ(information drainage)液体の性状の情報:出血、乳び胸、感染(膿胸)気体の情報:エアリーク(air leakage)の有無呼吸性移動の有無:胸腔内の死腔の大きさ、ドレーンが効いているかどうか 第1部胸腔ドレーン ・役割 ・種類 ・メカニズム・管理の工夫 第2部気胸 ・診断、治療・胸膜癒着療法・気管支充填術・手術 胸腔ドレーンの種類 種類 ソラシックカテーテル マルチチャンネルカテーテル Argyle TM トロッカーカテーテル |vyt| vqj| snl| kym| idd| nhx| jps| hnc| uzl| rye| bhw| unb| bwu| hzf| cmh| kst| ewk| wqd| yur| fkc| jyb| bsd| fvu| cqc| hbz| get| ymk| fru| fqd| rci| hta| jpe| qcl| byn| dwt| eyv| dok| jyh| lui| lfq| ntm| qrx| vua| kxw| eyq| vuk| raz| wmg| gsk| bmo|