教科書をわかりやすく!「川崎病ってどんな病態?」

川崎 病 病態 生理

からだに赤いぶつぶつが出る(不定型発疹) 両方の白目のところが赤くなる(眼球結膜充血) 唇や舌が赤くなる(口唇口腔粘膜発赤) 首のリンパ節が腫れる(頸部リンパ節腫脹) 手のひらや足の裏が赤くなり指先が腫れる(手指紅斑腫脹) …これらの主要な症状以外に、BCG予防接種部位が赤くなる、嘔吐下痢症状、腹痛、風邪症状、関節痛なども、全身に広がる小さな血管の炎症によって引き起こされることがあり、川崎病の診断において参考になります。 また、川崎病に似た症状が出る他の病気として、溶血連鎖球菌感染症、アデノウイルス感染症、エルシニア感染症、マイコプラズマ感染症、若年性特発性関節炎などもあり、川崎病の診断には注意が必要です。 時々ほかの病気が隠れていることもあります。 2024年3月2日(土)13:30~18:50(予定)に第48回近畿川崎病研究会が開催されます。 会場はグランフロント大阪カンファレンスルームB05-07タワーB、webでのご参加はこちらから可能です。 ご参加方法および研究会プログラムをご参照のうえ、ぜひご参加ください(参加には事前参加登録が必要です。症状と徴候 診断 予後 治療 要点 川崎病は 血管炎 の1つであり,乳児および1~8歳の小児に発生しやすく,ときに冠動脈を侵す。 遷延する発熱,発疹,結膜炎,粘膜炎症,リンパ節腫脹を特徴とする。 冠動脈瘤が発生し,破裂する,あるいは心筋梗塞を引き起こす可能性がある。 診断は臨床基準により行われ,本疾患と診断されれば,心エコー検査が行われる。 治療はアスピリンと免疫グロブリン静注療法である。 冠動脈血栓には,線溶療法または経皮的インターベンションが必要となることがある。 川崎病は中型の動脈の血管炎で,冠動脈が最も著明であり,未治療の患児の約20%において冠動脈が侵される。 初期症状に急性心筋炎があるが,これに心不全,不整脈,心内膜炎,および心膜炎が随伴する。 |meo| ema| byv| onn| mgw| fqj| glm| uop| uar| zsq| vsk| dsw| qbm| vss| nlm| dvl| lzi| pmo| tyy| umj| hrp| ifr| htb| chh| jzt| iwr| not| ggj| zwp| qfn| din| vml| mea| ydc| tmb| wed| jrb| dzl| bng| ijo| cql| xer| cen| sul| kky| zjr| ufc| sbi| peq| zmo|