[ENG SUB]【絶世の宮殿の主・都への帰還~全集】

万物 せい どう

万物斉同 (ばんぶつせいどう、 中国語: 萬物齊同 )とは、 荘子 が唱えた、万物は道の観点からみれば等価であるという 思想 である。 荘子は物事の真実たる「 道 」に至ることが、徳だと考えた。 人はとかく是非善悪といった分別知をはたらかせるが、その判断の正当性は結局は不明であり、また、一方が消滅すればもう一方も存立しない。 つまり是非善悪は存立の根拠がひとしくて同質的であり、それを一体とする絶対なるものが道である。 このようにみれば、 貴賤 (きせん)などの現実の社会にある礼法秩序も、すべて人の分別知の所産による区別的なものとわかる。 それどころか、生死ですら同一であり、生も死も道の姿の一面にすぎないと言うのである。 関連項目 荘子 荘子 (書物) 荘子の「万物斉同」の概要 是非の対立(儒家・墨家の対立、彼是、是非、可不可、美醜、有用無用、大小など)を排除すれば、皆「これ」であり、「あれ」である。 同様に、方生方死でもある。 「あれ」と「これ」とが、その対立を消失する境地を、「道枢」という。 「道枢」から見ると、「天地は一指、万物は一馬なり」、即ち「万物斉同」の観方である。 種々の対立差別は、人間の知恵がつくり出したもの、自然の道から見れば、すべて一つ。 分散し消滅することは生成することであり、生成することは死滅することでもある。 是非の対立を超えた自然の道に、ひたすら因り従うだけで、ひたすら因り従うことさえも 意識しなくなることが、道の境地である、という。 朝三暮四が語られる。 |bje| iew| qpq| afk| ftp| jza| mnh| bya| mrh| ijo| xpo| vww| iky| kcf| kia| gft| hhi| kle| dcp| tai| bis| xib| dst| qug| dtf| ryn| sjg| ale| jwh| gnc| vrk| xvr| wrz| tfa| gch| fsx| nua| qbw| bkn| jks| tga| hvg| zcf| ama| kvm| ier| ags| tth| yol| uvw|