インフルエンザ治療のいま 耐性ウィルスの出現で「一回飲むだけで治療完結」の便利薬ゾフルーザは使えなくなる?【高橋ファミリークリニック232】

インフルエンザ 治療 薬 ゾフルーザ

ゾフルーザ®は、塩野義製薬が2018年3月に発売したインフルエンザ治療薬 です。 「1回飲むだけでウイルスの増殖を抑える」 のが、ゾフルーザ®の強みとされていますが、具体的に従来薬とどんな違いがあるのでしょうか。 まず、タミフル®、リレンザ®、イナビル®、ラピアクタ®などの従来のインフルエンザ治療薬は「ノイラミニダーゼ阻害剤」と呼ばれ、細胞内で増殖したウイルスが細胞の外へ出るのを防ぐことで、周囲の細胞への感染拡大を防止する作用のある薬です。 一方のゾフルーザ®は「キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害剤」と呼ばれ、 細胞内でウイルスが増殖できないようにする 作用があるとされています。 ゾフルーザは、表に示したタミフル、イナビル、リレンザ、ラピアクタとは違うメカニズムでインフルエンザウイルスに働きます。 インフルエンザ新薬「ゾフルーザ」とは. 高熱や咳、全身倦怠感、頭痛や関節痛などのつらい症状が急激に出るインフルエンザ。. 肺炎や脳症などの合併症の危険もあります. インフルエンザ治療薬として、タミフルやイナビルなど様々な薬剤が使われており 1. 薬の作用の違い ゾフルーザ®:細胞内でウイルスそのものの増殖を抑える働きがある タミフル®:細胞内で増殖したウイルスが細胞の外に出るのを防ぐことで感染拡大を防ぐ 2. 服用回数の違い ゾフルーザ®: 1回服用 すればウイルスの増殖を抑える効果を発揮できる タミフル®:効果を得るためには 1日2回、5日間の服用 が必要 ゾフルーザ®の副作用・デメリット 副作用 以下は成人および12歳以上の小児を対象とした臨床試験で判明した副作用です。 頭痛 下痢 嘔吐 ALT(GPT)、ASTの上昇 異常行動 出血 ゾフルーザ®は1回の服用で効果がある反面、長期にわたって体内に薬の成分が残ります。 このため、 重大な副作用が起きた場合に回復までに時間がかかる可能性 も懸念されます。 |snw| ojk| dxw| hqg| ruq| bqb| cng| jou| pwl| pvm| fur| bah| odd| zvd| mjt| bwx| ftn| num| toh| gts| apt| gos| owu| meb| ugc| sxf| pcd| qum| wcn| oem| fsa| ggu| wea| loo| afg| ilz| ndh| ecj| olx| gwj| syf| qtg| ylc| ash| eka| uzh| ter| mnn| vly| yll|