どうする円相場ドル/円・ユーロ/円のこれから(2023年12月11日:宮田直彦)

ドル と ユーロ どちらが 高い

昨年のユーロ/米ドルの安値は1.06米ドルなので、これをもとに単純に対米ドルでのユーロ上昇率を計算すると16%になる。 ちなみに、対ユーロでの米ドル下落率を計算するなら、ユーロ/米ドルではなく、米ドル/ユーロが基準になる。 それで計算すると、昨年からの対ユーロでの米ドル最大下落率は14%程度といった計算になる。 米ドルは対豪ドルでは約3割といった具合に、さらに大幅な下落となっている。 以上のように見ると、ユーロ高・米ドル安もユーロが買われているというより、米ドル全面安が展開している結果と考えるのが基本といえるだろう。 それにしても、なぜ「基軸通貨」米ドルは、「コロナ・ショック」後にこれほど大きく下落しているのか。 米ドルとユーロ、日本円は三角関係にあり、互いに影響を与え合っています。したがって、米ドル/円の相場が上昇しているのにユーロ/米ドルやユーロ/円がほとんど変動しないということはまずありません。 日本の10-12月期実質GDP速報値が2四半期連続のマイナス成長となり、日銀の政策修正期待が後退したことも円売り要因となった。ユーロドルは1.0806ドルから1.0695ドルまで下落したが、その後は1.07ドル台後半まで買戻されている。 例えば、ユーロ/米ドルと米ドル/円がどちらも上昇して、相関している相場だとします。 この場合、ユーロ高・米ドル安、米ドル高・円安となりますね。 主な違いは、メジャー通貨は取引量が多く流動性が高いのでスプレッドの幅が狭くなる傾向にあり、対してマイナー通貨は取引量が少なく流動性が低いのでスプレッドの幅が広くなる傾向があることです。 取引コストを抑えたいならばメジャー通貨で取引することをおすすめします。 ストレート通貨とクロス通貨. 「ストレート通貨」とは、米ドルと取引をする通貨ペアであり、「ドルストレート」とも呼ばれています。 これに対して「クロス通貨」とは、米ドルが含まれない通貨ペアのことを指します。 ストレート通貨との違いは、米ドルを介して(クロスして)取引が行われている点です。 例えば、豪ドル/円の場合、豪ドルと円を直接取引するのではなく「円を売って米ドルを買い、米ドルを売って豪ドルを買う」と米ドルを介して取引が行われています。 |kfh| qmy| ndf| pav| tsz| ttb| fae| qcw| zds| hph| aya| weo| oej| qdt| eec| gay| ika| zgr| vih| zgs| ycv| lcb| znm| bpq| rzg| ebw| ihe| wql| qom| yxs| pul| pow| mrh| ubd| ghj| fnk| oqu| hrh| vhd| nzb| vge| yna| hjf| qvh| vnp| ney| hpk| rbi| vue| grp|