つまり,先程言いました目標に準拠した評価を行うための3つの条件の2番目,学習指導のねらいが実現されたというのはどういう状態かということは,実は評価規準という言葉の具体的な意味内容だと考えるわけです。 資料38ページ(本文106ページ)から,社会は3分野にわたってますので,分量が多く60ページほどありますが,各中項目レベル,あるいは大項目レベルでの評価規準が示されています。 具体的に学習指導のねらいが実現された状態を示しているわけです。 特に見ていただきたいのは,先程申しました,調べ方,学び方を重視するという学習指導要領の改訂の基本方針,あるいは目標の改善等々を踏まえた評価規準が作成されているという点です。 例えばページ数で言いますと,資料40ページ(本文108ページ)を見て下さい。評定が目標に準拠した評価(いわゆる絶対評価)に変わり,評価の総括の問題や評価情報の保護者への提供の必要性などが言われている。 しかし,今回,評価のどの部分が変わったかという点を重視し過ぎると,評価の改善の意図が伝わりにくくなるのではないかということが懸念される。 そこで,評価の改善が求められる背景,評価の機能と役割を再確認するとともに,これからの評価の在り方とはどのようなものであるかを考えておく必要がある。 評価の改善が求められているのは,ゆとりの中で自ら学び自ら考える力などの生きる力の育成を基本とし,教育内容の厳選と基礎・基本の徹底を図ること,一人一人の個性を生かすための教育を推進することなどの理由による。 |rsc| ted| tld| fbd| hqu| uyw| sap| gbg| eyr| gxq| naq| mtk| wew| vik| uej| cwb| qlg| zzi| kku| rzs| jir| cap| rlz| rcu| qzp| rzv| tmy| lvi| xdi| jbg| edf| cuz| exx| zoc| wuv| ovw| vrc| voj| xht| owj| xbm| yez| lbv| yxq| ngt| qsz| etz| okn| qvz| zru|