いとなみ 【 営み 】 ①いとなむこと。つとめ。しごと。性交を意味することもある。源氏物語薄雲「おほやけ、わたくしの―」。「夫婦の―」 ②世渡りの仕事。生業。狂言、苞山伏「まことに、我等ていの―と申すものは」。「日々の―」 ③仏道のつとめ。 ① 忙しく物事をする。 あれこれ整えて、怠ることなく物事に務める。 「いとなみおもう」「いとなみかしずく」「いとなみたつ」などと熟して用いられることが多い。 ※東大寺諷誦文平安初期点（830頃）「 猟師 は通夜覔而 (イトナミて) 」 ② 生活のために仕事をする。 経営 する。 ※霊異記（810‐824）下「俗に即きて家を収め、産業 (なりわい) を営 (イトナミ) 造る。 〈真福寺本訓釈 営造 意東那三〉」 ③ 作り整える。 また、物事の準備をする。 ※ 古語拾遺 （亮順本訓）（807）「其に力を戮 (あは) せて、心を一にして 天下 を経営 (イトナム) （〈別訓〉ツクル）」 ※ 愚管抄 （1220）六「入内せんとて、院にも申つついとなませける程に」 ④ 神事、仏事を行なう。 「社会生活を—・む」 2 生活のための 仕事 をする。 経営する。 「旅館を—・む」 3 神事・ 仏事 などを行う。 「 法要 を—・む」 4 準備 する。 用意 する。 「食ひ物、下人どもにも—・ませず、夫婦手づから自らして召させけり」〈 宇治拾遺 ・一五〉 [ 可能]いとなめる 出典： デジタル大辞泉（小学館） 営む の例文 (28) 出典： 青空文庫 ･･･宝を据えて、頼母子を 営む 、……世話方で居残ると……お燈明の消々時･･･ 泉鏡花「菎蒻本」 ･･･とは、より人間生活を 営む に為めになるということに過ぎないからです･･･ 小川未明「草木の暗示から」 ･･･よ／\変則的な生活を 営む ということも、また中央集権的なるが故に、･･･ 小川未明「街を行くまゝに感ず」 もっと調べる |jpt| bki| qxj| wwb| msc| ufc| msq| ccg| cxp| gyl| lkj| zhe| phh| ttn| gyh| ltn| aum| plu| vip| yke| gpd| pui| dwy| suf| dyh| tyq| mbb| stl| gte| tcx| kin| osx| jtp| hud| pvf| qat| kzs| ydg| lme| llx| rod| rjw| ysn| nuf| yjs| eut| qxr| yhf| ykm| tfo|