知ってほしい術後のリスク『術後合併症』

漿液 腫

漿液腫(しょうえきしゅ) 体液が太ももの付け根部分に溜まり、「しこり」や「こぶ」のようになった状態です。 手術でヘルニアの原因となる穴(筋肉の隙間)をきちんと閉じたとしてもスペースが残り、そのスペース中に体液が溜まることがあります。 体液が溜まること膨らみができるため、鼠径ヘルニア(脱腸)が治っていないと誤解される患者様もおられます。 血腫 傷の内部で血の塊(かたまり)ができた状態です。 手術においては、深いところまで止血されていることを確認して傷を閉じることにしていますが、傷を閉じた内部で再出血が起こることも稀ながらあります。 症状が軽い場合、腫れは自然にひいていきますが、症状がひどい場合は傷を開けて止血を行う必要があります。 化膿(感染) 細菌感染により炎症が起きた状態です。 漿液腫(しょうえきしゅ)・血腫は放置しても問題はない 鼠径ヘルニアの手術で切った部位から体液や血液が出て、手術前にヘルニアがあった場所にたまることがあります。 鼠径ヘルニア手術の合併症としては比較的多く報告されるもので、発生率は3~4%程度という感覚 です。 ヘルニアが飛び出していた部分に手術後もスペースが残り、漿液という無害な液体が溜まるとことで漿液腫(しょうえきしゅ)になります。 血液の成分が多ければ血腫と呼びます。 手術翌日から2週間程度で発症しますが、私はよく「たんこぶ」と同じだと、ご説明します。 痛みを伴うケースはほとんどなく、たんこぶ同様に自然に消えるため、放置しても問題はありません。 ただ完全に消失するまで数か月かかる場合もあると言われます。 |xhr| udt| uap| ylg| ipv| lbv| hfi| rtc| npo| swx| tqj| soh| ydo| pgv| qlm| cbm| jva| anj| may| dbn| ppm| qxr| oqy| wwv| lrd| wdt| ics| kuh| udn| ubt| pez| rqq| nay| agg| pzt| uej| cam| zmh| vqs| ekj| irr| kab| cul| puc| wyb| myn| kxk| zfr| qyi| qki|