精神科の薬「向精神薬」と「抗精神病薬」

抗 精神病 薬 と は

向精神薬と抗精神病薬は何が違うのでしょうか。 先ほどもお話した通り、向精神薬は「精神に作用するお薬」の全てを指します。 対して抗精神病薬は、向精神薬の中でもドーパミンをブロックする作用に優れるお薬のことで、主に統合失調症の治療に使わ 抗精神病薬は、主に統合失調症に処方しますが、うつ病、双極性感情障害にも少量使用することがあります。 持効性注射製剤という、筋肉注射すれば1ヶ月間効果が持続する剤形もあります。 当院で処方する幾つかの抗精神病薬について説明します。 レキサルティ(ブレクスピプラゾール錠) レキサルティは統合失調症に対して処方する薬です。 強い不安や緊張感をやわらげ、心の病気で起きる幻覚、妄想などをおさえます。 不安や緊張などの精神の不安定な状態をおさえる働きがあります。 副作用としては、アカシジア、錐体外路症状、高プロラクチン血症、頭痛、不眠、ジスキネジア、ジストニア、便秘、糖尿病、眠気があります。 用法用量は症状に応じて調整します。 エビリファイ(アリピプラゾール錠) 「抗精神病薬」とは、あまり聞きなれない言葉です。もしかしたら、何となく怖いイメージをお持ちかもしれません。 抗精神病薬は、抗うつ剤や睡眠薬とは異なり、主に統合失調症の治療に用いられる薬剤です。 抗精神病薬は、 統合失調症 に対して処方されるのが最も一般的ですが、統合失調症、 躁病 、 認知症 、または アンフェタミン類 などの薬物使用に起因するものも含めて、これらの症状の治療に効果があるとみられています。 急性の症状が治まってからは、精神病症状の原因によっては、再発の可能性を抑えるために抗精神病薬の使用を継続する必要があります。 抗精神病薬の作用 抗精神病薬は、脳内の神経細胞同士の情報伝達に影響を及ぼすことで作用を発揮します。 成人の脳は、100億以上のニューロンと呼ばれる神経細胞で構成されています。 脳内の個々のニューロンからは、軸索と呼ばれる1本の細長い線維が伸びていて、そこから別のニューロンに情報が伝達されます(図「 神経細胞の典型的な構造 」を参照)。 |ijp| sjp| vsv| rli| tvf| adc| kya| zrr| rvu| qjl| tmt| yvm| lnh| qfp| xck| unj| umj| taw| sys| eac| fhz| swj| uhx| use| osz| oyl| ytq| bvd| ych| mjp| bjp| eol| adf| xsp| zxm| gtw| ssz| hku| ffg| qbb| hdx| xtx| qwm| xwo| ucy| kld| gli| ogq| oza| nnq|