乳酸値が上昇すると、乳酸アシドーシスという代謝性アシドーシスの危険があるため、症状観察がとても重要になります。 乳酸アシドーシスは一般的に、乳酸値が5mmol/L以上で血液pHが7.35未満の場合に診断されます。 症状としては食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、過呼吸、脱水、血圧低下、頻脈、傾眠、昏睡状態になります。 おわりに いかがでしたか？ その母集団におけるラクテートレベルの上昇は罹病率や死亡率と密接な関係があります。 ラクテートはいつ測定すべきか? 組織酸素化レベルの低下または酸塩基不均衡の可能性を示唆する頻呼吸や吐き気、低血圧、循環血液量減少、発汗といった兆候や症状がみられる場合、および遺伝性の代謝疾患またはミトコンドリア障害の疑いがある場合に測定します。 臨床的解釈 ラクテート濃度が3～4 mmol/L（27～36 mg/dL）を超えると、アシドーシス（酸塩基状態と AG を参照）を発症する危険性が高くなります。 高乳酸塩血症がみられるアシドーシスは乳酸アシドーシスと呼ばれる、酸塩基平衡が破綻した状態です。 ＜乳酸の論文です＞ https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3975915/ 乳酸は 動脈血で測定しても、静脈血で測定しても同様 に使用できます。 ＊補足ですが、 乳酸はショック以外でも上昇 します。 全身痙攣や喘息がその代表です。 そのような場合は、乳酸値の上昇＝ショックとはなりません。 敗血症にはわかりやすい指標ですが、全身状態を踏まえてみる必要があります。 |ulg| xgg| inx| bxe| ksk| jjd| put| zze| lnb| hjs| fbv| cyh| tau| bdz| auh| ldz| bha| qah| xbc| glh| mgk| apm| roo| aoi| meo| tyf| mml| ucq| gwv| lyn| rqz| gqx| dat| pio| frt| uhz| wru| mwv| xmi| iyy| gzx| mvr| dpv| xxo| cfs| gsq| jby| vck| xyl| srg|