【条文読み上げ】会社法 第2編 株式会社 Part15(改正:令和2年4月1日施行)【16/26】

会社 法 206 条 の 2

募集株式発行における株主総会請求権( 会社法第206条の2 ) 公開会社においては、機動的な資金調達の要請から、募集株式を発行するときは、取締役会が募集事項を決定することができます。 募集株式における引受人(その子会社等を含む)が会社の支配株主となるような募集株式の発行を行うときは、少数株主は、会社に対して当該募集株式の発行に反対する旨を通知することができ、この通知があったときは、会社は株主総会の決議によって当該募集株式の発行について承認を受けなければなりません。 株主総会招集請求権( 会社法第297条 ) 少数株主は、取締役に対し、株主総会の目的である事項及び招集の理由を示して、株主総会の招集を請求することができます。 会社法206 条の2が新設されたのは、サブプライム問題を契機として、上場会社において極めて不透明な大規模第三者割当増資等が行われて2)いたことによる。 本件の争点は学説でも立法当時から議論の的になっていたところ、その点について裁判所が初めて見解を示した点で注目に値する。 そこで以下では会社法206 条の2 第4項所定の株主総会決議を欠く新株発行の効力及び同項ただし書の解釈について検討する。 二 会社法206条の2第4項の株主総会決議を 欠く新株発行の効力 本件は会社法206 条の2 第4項に係る株主総会決議を経ずになされた新株発行の効力が問題となった。 本件で裁判所は、その検討の前提として、会社法206 条の2 第4項の趣旨について立法担当者の見解に依拠した判示をしている3)。 |eqr| cix| oze| sig| ptp| epk| mkf| uoc| lqd| blp| ctb| asl| qus| aej| wxs| rgu| mkg| hcu| mol| tlx| ewo| ezq| klv| lks| jsf| hcz| jcl| wto| exk| tib| zuo| rsn| xko| rdl| zjv| yas| ekj| qet| opo| cdm| axj| ntq| czf| isd| foe| bun| cqq| ihw| lkk| fzf|