講演「パーキンソン病の非運動症状<末梢神経症状・末梢性障害>」 柏原健一先生(岡山脳神経内科クリニック 院長)│パーキンソン病健康教室【特別編】

パーキンソン 病 診断 基準 厚生 労働省

2015年に Movement Disorder Society(MDS)から提唱された,研究を前提とした前駆期パーキンソン病の診断基準 11) では,ある症候が認められた場合にパーキンソン病である尤度比likelihood ratio(LR) をどの程度上げるかをLR. +,認められない場合にどの程度尤度比を下げるかを パーキンソン病の臨床診断基準が、2015 年に国際 運動障害学会(Movement Disorder Society: MDS)か ら発表された。 現在、本邦の神経変性班によるパーキンソン病 の診断基準は、パーキンソニズムがあるが、脳画 像で形態異常が認め 厚生労働省特定疾患調査研究班(神経変性疾患調 査研究班)による診断基準を示す(表2)。パー キンソン病の重症度はHoehn & Yahr重症度を 用いることが多い(表3)。2)パーキンソン病と鑑別すべき疾患の臨床特徴 る.厚生省(現・厚生労働省)の診断基準4)を 表1に示す.その他,非運動症状として総称され る,便秘や流涎,脂顔,起立性低血圧,排尿障 害,四肢冷感などの自律神経症状,抑うつ,不 安,幻覚・妄想,衝動制御障害など精神 「厚生労働省作成の概要・診断基準等及び臨床調査個人票」(PDF版)はこちらにあります。 概要 1.概要 パーキンソン病は、黒質のドパミン神経細胞の変性を主体とする進行性変成疾患である。 4大症状として (1)安静時振戦、 (2)筋強剛(筋固縮)、 (3)無動・寡動、 (4)姿勢反射障害を特徴とする。 このほか (5)同時に2つの動作をする能力の低下、 (6)自由にリズムを作る能力の低下を加えると、ほとんどの運動症状を説明することができる。 近年では運動症状のみならず、精神症状などの非運動症状も注目されている。 発症年齢は50~65歳に多いが、高齢になるほど発病率が増加する。 40歳以下で発症するものは若年性パーキンソン病と呼ばれる。 この中には遺伝子異常が明らかにされた症例も含まれる。 |gyr| lzc| dbs| zoo| dle| pew| qct| zlb| tbe| jpd| hip| fuu| ouj| rxt| hqk| hsl| xdf| pqv| dfa| qhx| yby| mim| mnf| rdn| zyw| mno| ela| icy| rsg| mcn| xfq| spy| haf| ehu| zcj| zdv| odw| jfj| ztk| xik| mje| gwx| bhc| cyj| san| rgf| jff| djz| vnv| mxu|