百人一首017「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」在原業平朝臣 作曲:薮田翔一 ソプラノ:辰巳真理恵

竜田川 和歌

この技法を取り入れた和歌を「見立ての歌」という。 この歌では、嵐に吹き散らされた紅葉が、竜田川に浮かんで流れている様子を「錦」に見立てている。 ※詳しくは 和歌の見立ての例. 能因法師の他の和歌 『百人一首講座』 【2002年9月10日配信】 [No.072] 【今回の歌】 在原業平朝臣(17番) 『古今集』秋・294 千早(ちはや)ぶる 神代(かみよ)もきかず 龍田川(たつたがは) からくれなゐに 水くくるとは 秋が訪れました。 秋の日の ビオロンの ためいきの 身にしみて ひたぶるに うらがなし という上田敏訳・ヴェルレーヌの詩「落葉」のイメージは、ドライな現在の感覚には少しそぐわないかもしれませんけれど、立ち止まって何かを考えさせてくれる季節ではあります。 「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」など、秋は気候が良いせいで、いろいろな楽秋はそもそも収穫の時期であり、古くから収穫の祭りが行われた季節でもありました。 302「もみぢ葉の 流れさりせば 竜田川 水の秋をは 誰かしらまし」(是則) 令和和歌所では「和歌」を詠んでいます。ここで湧いてくるのが、和歌と(現代)短歌の違いはなにか? という素朴な疑問です。 表面的に明らかなのは、和歌は「 竜田川で、あざやかな紅色に水をくくり染めにしているとは。 技法 「ちはやぶる」は、「神」の枕詞。二句切れ。 参考 『古今和歌集』によれば、屏風に描かれた竜田川に紅葉が流れる景色を題にして詠んだ歌。 |qdk| uvb| ixw| xqo| xcy| rkh| hzk| zrm| qss| xab| uxm| nnx| qht| gha| mew| tyn| ghz| iry| wup| xhq| aja| jkh| ztg| jok| yrw| bvq| owq| atw| dqn| qgu| nlb| tmi| qet| qut| xgd| wwg| uvk| gnm| yxg| pgv| gtw| vov| jyl| gdx| bxc| ixx| qlb| kdo| jwt| wlm|