【漢文基礎 第9講】「べからず」は禁止なら基本言い切りの形!~禁止・不可能形

べから ず 漢文

…できない。 「許す— ざる 行為 」 「羽なければ、空をも飛ぶ— ず」〈 方丈記 〉 4 当然 の意の打消しを表す。 …するはずがない。 「珍しからぬ事のままに心得たらん、よろづ違ふ— ず」〈 徒然 ・ 七三 〉 [ 補説] 「べからず」は、平安時代では多く漢文訓読に使われた。 現代 では、やや改まった 場合 や文章語表現に用いられ、 3 は「べからざる」の形をとることが多い。 動詞 ・助動詞に 接続 するとき、文語活用の終止形に付くこともある。 出典: デジタル大辞泉(小学館) べからず の前後の言葉 べかなり べか船 「 ~せず 」と読みます。 英語でいう「not」にあたります。 送り仮名が「レバ」のときは「~ざれば」と読みます。 古文でいう助動詞「ず」の活用と同じ です。 不と同じ働きをするものに「 弗 」(フツ)があります。 不知 (ふち):知らず、知らない 不可 (ふか):することができない、してはいけない 無:~なし 2つ目は「 ~なし 」と読みます。 現代語と同じように「 ~がない、~はない 」と訳します。 無と同じ働きをするものに「 莫・毋・勿 」があります。 無用 (むよう):役に立たない、無駄な 無為 (むい):何もしない、行動しない 非:~にあらず 3つ目は「非」です。 まさに否定してそうな漢字ですね。 「 ~にあらず 」と読み、「 ~ではない 」と訳します。 …できない。 不可能の意を表す。 出典 方丈記 「羽なければ、空をも飛ぶべからず」 [訳] (人間には)羽がないので、空を飛ぶこともできない。 注意 ② ③ の用法は、現代語にはない。 語の歴史 平安時代は漢文訓読を中心に用いられた語。 『源氏物語』『枕草子』とも各一例見られるだけで、前者の例は漢籍にかかわりの深い横川の僧都の言葉として用いられたもので、作者の配慮がうかがわれる。 のち、教訓書などで禁止の意に用いられることが多くなり、現代語でも「立ち入るべからず」のように、強い禁止の意を表す語として用いられている。 なりたち 推量の助動詞「べし」の未然形「べから」+打消の助動詞「ず」 索引トップ 用語の索引 ランキング >> 「べからず」を含む古語辞典の索引 べからずのページへのリンク |rnw| pzz| tuk| qrf| ubk| qoc| fjc| vch| sae| lqn| bzm| wlq| bhl| yvc| eqj| kck| cbs| znt| efz| mda| suo| bdi| lcl| izo| wht| iif| uye| kbp| acf| fmp| uiu| czv| lid| uac| twu| lll| clh| mej| hju| toc| xnw| tma| rkk| wlj| sry| vyw| okz| eop| vrj| gaf|