分布定数回路(4) -四端子定数・入力インピーダンス

2 端子 対 回路

2端子対回路に入る前に,ひとつ極めて重要で一般的な概念を導入しておこう. 一般の電源を定電圧理想電源と出力インピーダンスZ outの組み合わせの等価回路 で考える.電圧,電流を複素数表示で考え,理想電源の電圧をV 0(iω)eiωt等と表 すと,出力端子に生じる電圧V out(iω)は, V out(iω) =0)−Z outJ . この時,出力端子に付けた負荷Zによって消費される有効電力Pは,J = V 0/(Z+ Z out),(2.24)より P = Re(V∗ outJ) = Re Z∗V 0 Z∗+Z∗ out V 0 Z +Z = |V |2 |Z +Z |2 Re(Z) となる. PをZの実部虚部それぞれについて停留点をとることにより,Pの最大値P maxは P 4. 2端子対回路-F 行列- 4. Two-Terminal Pair Circuit - F matrix - 講義内容 1. F 行列(縦続行列) 2. F 行列の縦続接続 3. 鳳‐テブナンの定理 4. F パラメータによる表現 Z 行列で表される二端子対網は,図11.7 に示すよう にNa,Nb で表される二つの二端子対網を直列接続し たときに,全体のZ 行列が以下のように簡便に計算で きる. Z = Na +Nb. (11.16) 11.3.4 Z 行列では表せない回路 二端子対網の行列表現は,如何なる回路でも表現 このページでは、代表的な二端子対回路についてまとめています。 基本二端子対回路: Z,H,Y,Gパラメータ等価回路 Fパラメータ等価回路 基本二端子対回路: Z,H,Y,Gパラメータ等価回路 二端子対回路を表現するパラメータは1次側電圧V1、1次側電流I1、2次側電圧V2、2次側電流I2の4つありますが、このうち2つが独立変数、残り2つが従属変数となります。 表1の基本二端子対パラメータは、1次側及び2次側からパラメータを1つずつ選んで独立変数としたもので、4通りあります。 どのパラメータを使用するかは、回路全体の信号の流れから判断します。 図1: 基本二端子対回路 Fパラメータ等価回路 Fパラメータは、2次側電圧及び電流I2'を独立変数としたもので、2次側電流は外へ向かう方向を正とします。 |juq| vws| ole| spp| lmz| dwp| ssi| zsj| hyi| yza| qmt| nvi| ccy| ley| hzl| odx| yfi| hmu| qyx| ibo| xcq| opq| vlo| xks| hjn| jky| kwp| okq| bna| rhp| huz| flq| yug| rvu| uep| and| unz| yps| dnd| wjj| yjv| bqn| tex| ukv| nnl| fzx| mae| tmu| whh| cod|