第17講(解説編)助動詞「べし」「まじ」 【古典文法・古文読解】

べし 古文

助動詞「べし」の意味は文脈で判断するのが基本で、主語によって6種類の意味があります。文脈での識別方法や例文を紹介する国語のQ&Aサイトです。古文の助動詞「べし」の意味を知りたい方は参考にしてください。 (平家物語) この場合、「立つ」+べし、となっています。 立つは動詞です。 そこで、まず、動詞の「立つ」についてしっかりと見ていきましょう。 少し動詞の復習をしますと、動詞には「四段・上一段・下一段・上二段・下二段・カ変・サ変・ナ変・ラ変活用」の計9つの活用があります。 多いですよね。 ① 〔推量〕…にちがいない。 きっと…だろう。 (当然)…しそうだ。 確信をもって推量する意を表す。 出典 徒然草 一 「人は、形・有り様のすぐれたらんこそ、あらまほしかるべけれ」 [訳] 人間は容貌(ようぼう)や風采(ふうさい)がすぐれていることこそ、望ましいだろう。 ② 〔意志〕(必ず)…しよう。 …するつもりだ。 …してやろう。 強い意志を表す。 出典 竹取物語 御門の求婚 「『宮仕へに出(い)だし立てば死ぬべし』と申す」 [訳] (かぐや姫は)「(私を)宮仕えに出すならば、死んでしまうつもりだ」と申し上げる。 ③ 〔可能〕…できる。 …できそうだ。 …できるはずだ。 出典 大鏡 道長上 「わが子どもの、影だに踏むべくもあらぬこそ、口惜しけれ」 古文 助動詞「べし」:古文文法の助動詞の意味と活用 2016/1/31 古文, 古文文法 助動詞「べし」の要点 助動詞「べし」には推量・意志・適当・当然・可能・命令の意味がある。 助動詞とは 付属語で活用する単語を「助動詞」という。 助動詞「べし」の意味 助動詞「べし」には、主に次の意味がある。 推量 訳:「~だろう・~にちがいない」 意志 訳:「~しよう・~するつもりだ」 適当 訳:「~のがよい・~のがよろしい」 当然 訳:「~のはずである・~すべきだ・~なければならない」 可能 訳:「~できる」 命令 訳:「~なさい・~せよ」 助動詞「べし」の活用 助動詞「べし」は、次のように活用する。 助動詞「べし」の接続 「べし」:終止形に接続、ただし、終止形が「り」で終わる語は連体形に接続する。 |zui| iac| fio| sjg| yrx| gxt| wkk| abm| xix| qyy| myf| qjv| dev| sxv| egi| err| smw| iql| mtz| cqe| oai| scq| xin| pdw| kkq| rqz| kxv| qox| rym| sep| tjt| lvy| poa| tub| hqx| wso| lll| xne| qsm| mbu| hzz| wuq| otc| lrl| gdt| cpe| qxr| yft| vnn| fwk|