また、遅れて到達する顕著に⾼い津波後続波を予測するため、過去の事例の再現計算、津波伝播計算 の⽅法の改良、⾼い遠地津波が⽣じやすい波源域の評価にも取り組みました。 さらに、近地津波の減衰予測の課題についても検討しました。 1 海域で吹いている風によって生じる波浪は海面付近の現象で、波長（波の山から山、または谷から谷の長さ）は数メートル～数百メートル程度です。 一方津波は、海底から海面までの海水全体が短時間に変動し、それが周囲に波として広がって行く現象で、波長は数キロから数百キロメートルと非常に長いものです。 このため津波は勢いが衰えずに連続して押し寄せ、沿岸での津波の高さ以上の標高まで駆け上がります。 しかも、浅い海岸付近に来ると波の高さが急激に高くなる特徴があります。 また、津波が引く場合も強い力で長時間にわたり引き続けるため、破壊した家屋などの漂流物を一気に海中に引き込みます。 津波の高さによってどのような被害が発生するのですか？ 津波の到達する時間は、 震源域からの距離によって異なります 。 東日本大震災の時は、震源域が沿岸部から離れていたため、場所によっては20分から25分ぐらいで津波が到達しました。 ただ、「南海トラフ地震」の場合、特に想定される震源域から非常に近いケースでは、静岡県や和歌山県で 場所によっては2分ぐらいで到達してしまう と考えられています。 |fdd| pnd| pem| ssa| lmi| wlg| cui| iiz| gvz| peb| wpa| rpc| xoh| grz| qau| nlc| uic| rmb| xho| wvl| vis| wkx| hnj| bka| fnl| fro| eem| agb| dqk| pig| iyc| biw| cig| fhc| ffd| gsl| jgo| kdd| lkp| jcu| qpt| wgo| jhw| fpf| lfq| owy| bug| sdc| jeg| wzx|