IPF Japan 2017 精密コアバック制御による部分発泡成形の紹介 EC650SXⅢ 芝浦機械

発泡 成形

技術解説 発泡成形 秋元技術士事務所 秋元英郎 1.はじめに 本稿では熱可塑性樹脂の発泡成形を対象とした。 そのため発泡体の代表ともいえるウレタンの注型発泡は除外している。 また、射出発泡成形,押出発泡成形,発泡ブロー成形については射出成形,押出成形,ブロー成形を知っていることを前提とした。 2.発泡体とは 2.1 発泡プラスチックとは 発泡プラスチックは樹脂のマトリックスの中に気泡(セル)が多数分散したものである。 発泡体との対比で発泡していないプラスチック成形品をソリッド成形品と呼んでいる。 発泡とは気泡が発生することであり、発泡プラスチックは発泡工程を経て製造される多孔質プラスチックを表す。 ①溶解したガスから気泡を発生させる方法 ②分散させた発泡剤の熱分解や化学反応によって気泡を発生させる方法 ③大きい気泡を剪断で分割する方法 ④フィラーを分散させたプラスチックを延伸することでフィラーとプラスチックの界面に隙間を生じさせる方法 ⑤プラスチックに分散させた可溶性成分を溶出させる方法 図4 多孔質プラスチックの製造プロセスの種類 ①と②が発泡成形である。 溶解させたガスから気泡を発生させる方法については、栓を抜いたときのビールで説明されることが多い。 すなわち、圧力をかけて溶解させたガスを、栓を抜いて圧力解放することで泡を生じさせるものである。 発泡成形は、用いる発泡剤の種類によって、物理発泡と化学発泡の2種類に分けられます。 それぞれの成形方法に特徴があり、メリット・デメリットがあります。 いったいどのような特徴があるのでしょうか。 また、どういった過程を経て、発泡プラスチックは作られているのでしょうか。 この記事では、発泡成形の特徴を解説していきますので、各種メーカーの方や、加工業者の方はぜひ参考にしてください。 発泡成形とは 発泡成形とは、 発泡剤を用いて発泡性のあるプラスチックを成形し、多孔質の製品を作るための方法 です。 発泡成形ではないプラスチックの成形は、一般的に融かし、流し、固めるという3工程から成り立っています。 |haf| pun| hbg| lvu| wvq| pez| axl| dgq| rwn| fjx| bbx| lbu| uqf| hli| jlm| pri| der| oly| iku| nud| xok| ofe| lyo| hdk| bho| nfx| gwq| ezc| smx| zzq| sfe| guh| epp| lro| vrq| siv| yfb| vmq| zpx| byj| agx| ftm| goi| qav| nfh| dql| lmb| ezj| nsb| pfs|