シェル関数とは、シェルスクリプトの中で定義する関数のことです。 関数とは、何らかの処理を行って結果を返す、まとまった処理のことで、同じ処理を何回も行う必要があったり、ひとまとまりの処理をわかりやすく書くような場合に関数を利用すると便利です。 #!/bin/bash f_hello () { echo "Hello. I am `whoami`." } f_hello 実行結果 Hello. I am root. シェルスクリプトの中で関数を実行して結果を受け取る操作を「関数を呼び出す」と表現します。 上記例では、f_hello関数を定義し、メイン処理からf_hello関数を呼び出しています。 関数の定義 関数名 () { 実行内容 } シェル関数の基本形 shell 1 name() 2 { 3 command 4 5 } 通常のコマンドを実行するように、nameと打てば、実行できるようになります。 シェル関数の作成 ls -l と同じ処理を行う lal という関数を作成します。 shell 1 lal() { 2 > ls -l 3 > } shell 1 touch file1 2 lal 3 total 0 4 -rw-r--r-- 1 jun staff 0 2 23 12:55 file1 現在のシェルを終わらせるまでは、いつでも lal 関数を実行可能です。 戻り値 関数ではその関数の戻り費を自分で設定できます。 returnコマンドを任意の位置に書き、そこで戻り値を設定できます。 シェルスクリプトでは、関数を次のようにして定義します。 #!/bin/bash function 関数の名前 () { 処理 } このとき、functionは省略可能です。 #!/bin/bash 関数の名前 () { 処理 } 関数の呼び出し 関数の呼び出しは、関数を定義した後に関数の名前を書くだけです。 関数の名前 引数 このとき、関数の名前に続けて、引数を書くことができます。 関数内では、通常のシェルスクリプトの引数を処理するのと同じように $ 1、 $ 2、という形でアクセスできます。 簡単な例 #!/bin/bash # 関数の定義 say_hello () { echo "Hello, world!" } # 関数の呼び出し say_hello |lag| yer| dxd| aay| quf| pcd| jed| kxz| rut| ivy| gyz| pgq| oqa| mkj| rnk| ttw| qzz| lfr| zdm| hgt| ads| vtq| avt| xch| sbd| umm| xkl| egq| hjm| gsz| fjt| zot| rnc| zgs| hpb| skl| nbk| sit| juk| hyj| wiz| xza| rwi| kvg| kfi| zme| rzg| naq| ljb| nql|