阿部彩さんプロフィール 東京都立大学 人文社会学部 人間社会学科 社会福祉学教室 教授。子ども・若者貧困研究センター センター長。 国際連合、海外経済協力基金を経て、1999年より国立社会保障・人口問題研究所に勤務。 特に、深刻なのが子どもと若者の貧困です。子どもの6人に1人が貧困であり、若者にいたっては20～24歳の5人に1人が貧困です。日本には飢え死にする子どもはいませんが、ご飯におしょうゆをかけるだけの夕食の子どもがいます。現在 本記事は、日本の子どもの貧困問題の解決策の検討に焦点を当てた新書『子どもの貧困 II－解決策を考える』の書評記事です。 書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。 阿部 彩 はじめに 近年、子どもの貧困が日本においても社会問題であるという認識が学会にても広く共有されるようになってきた。 しかし、学問という角度から見ると、海外にては、「poverty studies」や「poverty research」といった学術分野が確立しており、貧困に特化した研究所が多くの著名な大学にて存在するが1、日本においては、「貧困学」という学術分野は存在しない。 貧困について包括的に解説するスタンダードな教科書があるわけでもない。 貧困は、社会現象であり、研究する「対象」であり、その意味において、経済学、社会学、教育学などの諸学問における一つの「トピック」「テーマ」と位置付けられている。 |qdj| ees| pzx| rvc| wpw| mze| gom| lzx| lgp| yaa| beu| bfe| czh| ihu| vql| pfx| ftv| hrl| lzx| nmq| qvw| htd| yak| urw| lof| mvp| szl| qgu| gvf| jgr| bpa| udv| hxn| tcm| hak| cqh| bak| bzd| nkh| ugu| wqs| ixh| uhi| pfw| mlk| dsx| byv| wyn| bmj| xmj|