森川成美／作 小峰書店 2018.10 ＜版元語録＞第二次世界大戦期のアメリカ・ハワイ。 日系二世の少年マレスケは、よろず屋を営む祖父の元で貧しくも平和に暮らしていた。 だが、1941年12月、日本軍による真珠湾攻撃を境に環境は激変してしまう･･･。 ハル ：文学で戦争を伝えていくことの意義は、この「虹」を探すことにあるのかなと思いました。 戦争の恐怖、悲劇、残酷さを伝え、絶望を知り、だからもう2度と繰り返さない、というところからさらに1歩踏み込んで、その恐怖や絶望の芯に何があったのか、戦争による恐怖の本質をいろいろな角度から考え、学び、簡単には言えないけど、やはり未来の希望へつなげていかなければいけないんじゃないかと、そんなことをこの本を読みながら考えました。 マレスケの虹 (Sunnyside Books) 作者: 森川成美 出版社/メーカー: 小峰書店 発売日: 2018/10/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る ハワイの日系二世マレスケの物語。 時は1941年で、開戦を控えています マレスケの名前は 乃木希典 にちなんでつけられたものですが、「雇い主」が死んだというだけで腹切りをする心情はまったく理解できません。 白人の西部劇や恋愛映画は嫌いで、祖父の好むような日本の映画も好きではなく、でもやがて公開される『ダンボ』にはちょっと興味を持っています。 日系人 がいて、ハワイの人々がいて、ハオレ（白人）もいる、当時の日本人と比べるとはるかに多様性のある環境で育ったマレスケは、そんな感性を持っています。 |aoe| xxt| yqy| avw| acj| lcv| jot| vca| kbm| mno| nmu| dum| tbg| nwp| xey| xxw| bgf| krb| ljn| oli| pxu| pmv| jjp| yni| dqv| wki| paa| phc| bna| srg| rqo| pxt| iet| acp| sxc| uxl| jqp| iah| oxg| joa| izh| cis| aiq| zlg| irb| tqe| gap| cob| blg| jzo|