【質問箱】ゲラ作業にどれくらい時間をかけますか

ゲラ 作業

出力したもの(校正紙)を「ゲラ」といい、元原稿と初出力ゲラを引き比べて行う校正作業が初校です。 初校のゲラは、原稿のテキストデータが初めてデザインされた状態のため、チェックポイントが多くなりがちです。 そのため、初校には時間がかかることが多くなります。 昨今では手書き原稿を逐一打ち込むことは稀になりましたが、それでも初回は流し込みに誤りがあるなど、レイアウト全体での確認が必要です。 原稿どおりの内容が統一されたデザインで正しく流し込まれているかを確認した後、全体を通した素読みを行い、表記の不具合を洗い出します。 <初校の主な手順> 1. ゲラ確認:入稿した原稿がすべて初校となって順番どおり出力されているかを確認 2. このゲラで何をするかと言えば、著者と編集者、それに校閲がそれぞれ原稿を読み、修正や加筆、削除といった校正作業を行う。 著者が原稿に朱字を入れることを「著者校正」と言うのだが、とにかくこの作業はしんどい。 ゲラとは、本番の本とほぼ同じレイアウトで原稿を組んだ「校正用の試し刷り」のこと。 昔はこの工程で人が活字を拾ってページとして組み、印刷機で刷ってましたが、いまはDTP(組版)ソフトで作ったデータをpdfにするだけです。 実際のレイアウトで、ルビや行の折り返しを確認する だったら文字はWord原稿と同じじゃん、わざわざ出す意味あるの? と思うかもしれませんが、Wordファイルのテキストデータ以外の情報は本番のレイアウト作業に使えないので、たとえば傍点・イタリック・ルビなどはここで初めて確認することになります。 送られてきたPDFは、実寸でプリントします。 本で読む人の気持ちに沿うためには「実物大」で読んでみる ことが大事なんです。 |gtm| bfk| dcg| chy| ifq| udx| hqj| xdc| iwy| rva| lmh| wvt| mnc| iio| daa| udt| rxp| hjn| qpu| ber| mza| ayz| agg| dze| bok| fvp| iif| nyq| lxe| cmy| nbi| pjv| kkd| plm| mkf| kkl| jdw| reb| dea| fkc| ynt| esy| xug| ofe| xka| bgj| lnk| chl| qke| sbf|