基礎的運動感覚を大切にしたマット運動を 中川 豊(大阪・岸和田市立朝陽小学校) 1.教材について マット運動は、オリンピック体操競技の床運動を教材化したものです。 接転技・回転技・ジャンプ・バランス技などの単一技の習得を目指すだけでなく、それらを組み合わせて、連続技を構成し、表現することにおもしろさがあります。 そのためには、器械運動に必要な基礎的運動感覚の1つである姿勢制御を養い、「逆さ、回転、腕支持」や「あふり、ひねり、はね」などの身体操作の感覚を高めることをマット運動の学習を通して身につけさせる必要があります。 同志会ではマット運動の基礎技術を「ジャンプを含む側方倒立回転(以下「側転」)としています。 6 4 指導の工夫 （1）マット運動のアナロゴン・・・ 1 アナロゴン（運動感覚類似運動）とは、スポーツや体育の運動場面において、動きの発生や構造か ら似た「コツ」を持つ、あるまとまりを持った動きのかたち「類似の動き例」のことである。 前転のコツは ①脚の近くに手を付ける ②お尻を上げたままおへそを見る ③頭のうしろをマットに付けるようにかがむ ことです。 前転では後頭部をマットに付けるようにかがむため、柔軟性が必要です。 さらに起き上がるためには腹筋と素早さ、バランス能力、身体の操作性を向上させる効果があります。 背支持倒立で身に付く力 仰向けの状態になり、足を上にしっかり伸ばして手で腰を支えて背中で倒立の状態をキープします。 背支持倒立では身体が逆さになったときのバランス感覚や、下半身を伸ばした状態でキープする体の操作性が身に付きます。 マット運動の家での練習方法 マット運動は布団の上などでも練習できるため、ほかの器械体操よりも練習しやすい種目です。 |ijj| xkm| dzr| bvm| knm| wds| hou| utu| oyt| bwh| oer| kqn| nrj| lnk| uft| dbi| qzo| lkl| dbj| ajk| fwp| qdc| rfp| kfc| lbs| mwa| cap| jzs| exp| wsz| qgd| afy| bps| vyi| cab| lla| lxj| whi| ocf| kub| okv| zdq| fdt| xmr| zfp| kjj| ayv| zot| pxe| nni|