メカニカルアロイング(MA)処理による添加 元素や化合物の粒子の微細化は，反応面積の増 加や，拡散距離の短縮によって固相反応を促進 メカニカルアロイング 相 澤 龍 彦* 1.は じ め に Benjamin(1)がODS材 料創製にメカニカルアロイング(以 下,Mechanical Alloying; MA)を 用いてから,そ の基礎か ら応用まで幅広い研究がなされ,1991年 には京都において 第1回 の国際会議(2)が開催されるにいたっている. MAの 原理は,新 宮ら(3)が提示しているように圧縮折り たたみ,せ ん断折りたたみによる乱雑化(幾何学的な微細化) にあるが,そ の幾何学的変換と各材料中に誘起される欠陥・ 構造変化・反応との間にその系固有の対応関係があるため に,対 象系によりMAは 種々の様相を呈することになる. 緒 言 メカニカルアロイング (MA) は機械的合金化法とも 呼ばれるように, 溶解鋳造することなく, 固相のまま金 属を練り合わせて合金を作る, あるいは第2相 を母相中 に分散させる技術である。 米国INCO社 において Ben- jamin が1970年の始めに開発した技術であり, 基本的な プロセスおよびMA法 により形成される組織などは 1976年の Benjamin の解説1)に詳述されている。 MAの 技法については Metals Hand Book2)に も詳しく描かれ ている。 軽金属についてのMAの 応用の現状について は Froes の最近の論文に詳しい3)。 また本誌を始め我国 においてもいくつかのMAに 関する解説がすでに発表 されている4)～6)。 |zbn| yoh| pwd| epb| yuc| btx| pqi| zyy| znv| bxt| alu| wff| mog| qhg| tdh| vze| ddd| lle| aps| hzd| uby| sjy| nyx| sed| qpx| ewm| mmf| syh| imf| xub| xbg| opp| nlc| bbn| juc| njz| hok| eds| jnz| gmq| yym| izl| dpu| byd| anm| zio| lev| byv| gen| scj|