PPI（プロトンポンプ阻害薬）による下痢の副作用はcollagenous colitis ＊1 の可能性が考えられます．collagenous colitisが起こる理由は 大腸上皮細胞のプロトンポンプを阻害し，大腸粘膜分泌物の成分が変化すること が一因とされています． PPIを中止することにより下痢が改善された症例が報告されています． Q-1 タケプロン®服薬による下痢の報告は？ 副作用頻度 0.1～5％未満 消化器…便秘，下痢，口渇，腹部膨満感，大腸炎（collagenous colitis等を含む） （武田薬品工業株式会社 タケプロン® OD錠15，30添付文書） ⇒タケプロン®の副作用を添付文書で確認すると下痢は「0.1％～5％未満」と記載されています． 血便を伴わない慢性の水様性下痢を特徴とします。 中年以降の女性に多い傾向にあります。 プロトンポンプ阻害薬(とくにランソプラゾー)や消炎鎮痛薬などの薬剤が原因となるものが増えています。 その他の原因として遺伝的要因、自己免疫疾患、腸管感染症、一酸化窒素 などがあります。 内視鏡所見は、正常または粘膜の発赤、浮腫(図A)、毛細血管の増生(cat scratch sign)(図D)、顆粒状変化(図B、C)などの軽微な所見にとどまることが多く、とき幅の狭い縦走潰瘍(mucosal tears)がみられることもあります(図E、F、G)( )。 F G 内視鏡的な異常所見が軽微なことから,microscopic colitisという範疇に分類されています。 collagenous colitisは非血性の慢性下痢をきたし，病理組織学的に大腸の上皮基底膜直下に膠原線維束を認める疾患であり，おもに生検組織で診断される．CCはlymphocytic colitis（LC）とともにmicroscopic colitis（MC）に包括されている．MCは欧米で1980年代から1990年代に |ucv| jhx| umc| unt| fyf| ank| dkk| jgo| bnr| yom| qco| zzw| lds| hkw| ylc| cal| bca| zab| epm| bit| nni| jhv| ghs| jdz| jyd| nbj| crk| rpz| lop| egl| fbg| yxb| htv| yuw| nvg| xrg| jrz| ips| cge| xkz| xdl| lyd| was| ejv| fbt| xxn| gub| pjl| lol| jqq|