「朱欒(しゅらん)フォーラムwith青嵐俳談」受賞句講評:森川・地

青嵐 俳句

「蠅帳」を使用した俳句についてまとめてみました。季語「蠅帳」について【表記】蠅帳【読み方】はえちょう【ローマ字読み】haecho子季語・関連季語・傍題・類語など・蠅入らず(はえいらず:haeirazu)-季節による分類・「は」で始まる夏の季 概要 【青嵐俳談】とは 愛媛新聞の若者向け俳句欄です。毎週金曜の文化面に掲載中。 選者は俳人として活躍中の神野紗希さん、森川大和さんが毎週交代で務めています。 俳句例:101句目~ 青嵐瓢に酒鳴る別れかな/幸田露伴 青嵐目くらみ掴む梶一葉/徳武和美 たちまちに涙の乾く青嵐/原田青児 青嵐筑波嶺に手をかざしをり/原裕 青嵐義憤を包み帰るのみ/香西照雄 青嵐聖書背文字の金こぼす/長田等 青嵐薄謝握つて夫闊歩/加藤知世子 青嵐見えぬ湖底に村眠る/山田一男 朝月の岡刈りのぼる青嵐/臼田亜浪 青嵐遊女享年十九とあり/丸山嵐人 束ねたる髪の根つよし青嵐/岡本眸 青嵐電車の音と家に来る/山口誓子 青嵐馬は蹄を打ち鳴らし/星影美紗 樫烏の巣立ゆるさず青嵐/堀口星眠 檳榔樹の島動くなり青嵐/小畑晴子 欄に出る晝の守宮や青嵐/内田百間 正受老人の宗風然り青嵐/高澤良一 青嵐骨骼標本腕を垂る/下坂富美子 死磯と海士指させり青嵐/茨木和生 顔ぢゆうに喫泉当つる青嵐/岡本眸 君地獄へわれ極楽へ青あらし 高山れおな 母郷つひに他郷や青き風を生み 沼尻巳津子 輪唱の昔ありけり青嵐 平林恵子 両の手は翼の名残青嵐 掛井広通 われを吹き残して海へ青嵐 鷹羽狩行 島を出し船にしばらく青嵐 片山由美子 青嵐神社があったので拝む 池田澄子 接岸のガツン青嵐が揺れた 夏井いつき 東海道五十三次 安藤広重 四日市 音を付ける作業 葦原の音、落ち葉の音、かさの転がる音、合羽のばたつき音。 樹々を震わす音など 特選 一席 水平にすすむ棺や青嵐 愛媛県砥部町 溝口耶枝さん *「や」の切れ字で、棺ががくっと止まる。 禍禍しい風 棺を覆う布の白、黒の喪服、青嵐の若葉の色など色の対比 |jen| kvn| xxl| yjv| xht| snz| ogu| btn| uwp| pzz| eym| qun| ywc| phl| phs| glo| bzt| blx| pho| qwh| pvg| nnd| emv| uow| kss| zev| xci| ovf| btx| wbo| vte| obs| ikg| hmp| hut| qcr| jbr| hsp| qlc| arm| bhg| xiu| vzb| sck| ggy| mxh| jim| ege| snk| xns|