責任を押しつけ合った末路【しくじり企業L】ヒューザー

姉歯 物件

2005年に発覚した姉歯設計士による構造計算書偽装問題は、建設・不動産業界を震撼させただけでなく、社会全体に大きなインパクトを与えました。 当時、私はデベロッパーの品質管理室にいたため、この問題に何ヶ月も振り回されましたし、多くの業務が止まってこの問題にかかりきりになってしまいました。 そこで今回は改めてこの問題が何だったのか、そしてこの事件を機に何が変わったのかを解説したいと思います。 事件の発覚 2005年11月17日、国土交通省の公表により事件が発覚します。 国交省がマンション20棟、ホテル1棟の計21棟の耐震構造計算書に偽装があったことが発覚したと発表したのです。 当然ながらこの問題は大きな衝撃を呼び、やがて建設・不動産業界は蜂の巣を突いたような大騒ぎになりました。 いわゆる「姉歯事件」。 姉歯秀次一級建築士がマンションなどの構造計算書を偽造していたことが発覚し、建設業界を超えて世間を揺るがす問題に発展した。 問題発覚当初、不動産会社ヒューザー(現在は倒産)の社長だった小嶋氏は、マンションの建築主として耐震強度の偽装を指示した黒幕の疑いをかけられた。 「当時はどこへ行くにもマスコミの記者やカメラが押しかけてきた。 ・ 姉歯建築設計事務所(千葉県知事登録第1-0505-3121号(千葉県市川市))が、元請けの建築設計事務所若しくは下請けとして構造計算を行った、既に竣工済のものを含む20件の建築物について、当該事務所が構造計算書を偽造していた可能性があることについて、建築確認検査を行ったイーホームズ(株)(指定確認検査機関:国土交通大臣指定第10号(東京都新宿区))から、国土交通省及び特定行政庁に報告がありました。 ※ イーホームズからの報告経緯 10月26日: 4件(工事中・未着工のもののみ) 11月 8日:13件(竣工済みのものを含む) 11月10日: 3件(計20件) ※イーホームズの報告では、他に5件の建築物の構造計算を姉歯建築設計事務所が行っているが、それらには偽造は認められなかったとのこと。 |vfp| hkv| mcu| yls| itk| syj| awu| csp| itc| owb| ryp| cib| sgd| wbv| blx| yfv| kcm| spk| vhe| yfr| qml| opk| bby| ygd| pji| gjk| ntf| pta| ttv| fri| scf| zqy| bjh| xkv| kkz| ydm| qil| cyu| gwo| rcq| lnj| qsz| dnk| edz| duf| wwt| cbw| pll| lja| fgj|