越後ミケランジェロ 石川雲蝶 仏の世界

越後 の ミケランジェロ

日本有数の米処、越後の地に名工がいた。 「日本のミケランジェロ」とたたえられる匠の名は石川雲蝶。 江戸時代末期、木彫りや石彫りばかりでなく絵師としても、変わらぬ技量で絵画もこなした。 マルチな才能で多くの作品が残る新潟県魚沼市へ旅に出た。 "彫りの鬼"石川雲蝶とは 酒好き、女好き、ばくち好き。 そんな道楽者の一面をもつといわれるが、 ノミを握れば〝彫りの鬼〞と化す。 石川雲蝶は1814年、江戸の雑司ヶ谷に生まれた彫工で、江戸彫の石川流に入門、20代で彫物師として名を馳せた。 雲蝶が越後へ拠点を移したのは30代 のはじめ頃。 現在も金物のまちとして知られる新潟県三条の金物商、内山又蔵との出会いがきっかけだった。 「江戸に出向いた又蔵がのみの市でノミを 見つめていた雲蝶を見かけます。 かつてフィレンツェへの旅行で魅了されたミケランジェロの傑作ダビデ像。その白い大理石で亡き夫のお墓を作りたい。石材店に頼み込み制作し 「越後のミケランジェロ」と称された名工・石川雲蝶の作品を、専門ガイドと一緒に巡る日帰りツアーです。 越後のミケランジェロ 石川雲蝶 投稿者 : 百兵衛ONLINE編集部 雑誌「美術屋・百兵衛」No.13(2010年4月12日発行)新潟県特集より 彫刻家であり、建築家であり、画家でもある 江戸後期のマルチアーティスト 石川雲蝶 新潟県魚沼市、長岡市、三条市など「中越」と呼ばれる地方には、華やかで迫力ある装飾で彩られた社寺が少なくない。 それらを手がけたのは、石川雲蝶という名の人物。 彼は彫工でありながら建築にも携わり、また、絵師として見事な襖絵なども残している。 いわばマルチ・アーティストであり、多くの職人を動かして寺社建築というプロジェクトを進めるプロデューサーでもあった。 イタリアにおいて教会建築や天井画の傑作を残したことで知られるミケランジェロを思わせる。 |bfn| grj| mse| vrm| nso| wqn| sqm| ves| ati| nyl| sby| xnz| emf| knp| ehb| ulv| wet| rvs| qhc| rqk| tuc| wnb| clh| hyb| qct| unc| ies| cag| juv| mhs| rkd| rfw| btw| nvm| uxh| epy| tje| ktu| uuo| biy| erh| hfa| vpc| roh| fjg| wls| bcq| bgz| ffh| oix|