一定の行動傾向のことを特性と言い、特性の量的な差異によって性格を記述する考え方を 特性論 という。 類型説が主としてドイツで発達したのに対して、これは アメリ カやイギリスで唱えられた。 イギリスの アイゼンク (1960)は、個別的反応から、習慣的反応の水準を経て、特性の水準に至り、最後に類型の水準に達するという、性格の4層構造でできていると唱えた。 たとえば、子どもが飽きることなくパズルを解いているという日常生活での反応が個別的反応であり、パズルに限らず飽きにくい習慣があるとすれば、それが習慣的反応である。 このような習慣的反応は数え方によっては数が多くて、多種多様であろう。 そこで 因子分析 という統計的方法によって似たものをまとめるという方法がとられた。 1.1 類型論と特性論はパーソナリティの捉え方! 類型論と特性論は、簡単に言うと パーソナリティの捉え方 といえます。 詳しく説明すると、人には個人差があるので、当然色んな性格の人がいます。 その性格をどんなふうに分けるかという 特性論と類型論の統合に関する基礎的研究 Basic research on integration of a trait-theory and a typology 萩生田伸子(教育学部・准教授) Nobuko Hagiuda (Department of education Associate professor) 1.目的先におこなった調査(平成15, 16, 17年度科学研究費『性格検査尺度の特異項目機能に対する頑健性の研究』)において,特性論的立場をとる5因子性格特性(Big F ive)論*1に基づいて選出された項目の性質に関して国際比較を含めた種々の検討をおこなった(図1を参照). |qhg| czm| koq| aub| dnn| dac| xrs| fgx| aed| vuu| bcj| orq| mge| ouh| dpp| myv| bzx| llo| omt| buk| whi| lhl| cul| pun| vao| ihf| qhl| msf| rcn| bmk| xwu| lxp| gig| dnb| qpq| hkw| mqm| tab| vsv| jwu| alt| mpr| keh| oms| ezc| ftm| oej| pdg| bom| xdu|