【漢方薬】甘草(カンゾウ)1分で分かる生薬解説 ~改訂版~

甘草 漢方

生薬解説【カンゾウ】 基本情 カンゾウ(甘草) 英名:Glycyrrhiza ラテン名:Glycyrrhiza Radix Glycyrrhiza uralensis Fisherはウラルカンゾウ(東北甘草)、Glycyrrhiza glabra L 甘草は、文字通り、 噛むと甘みのある草 で、東洋・西洋で紀元前より薬として用いられ、効果として 鎮咳・去痰・健胃・抗炎症・鎮痙・鎮痛作用 などがあります。 西陣病院で取り扱いのある甘草を含む漢方薬には、芍薬甘草湯・抑肝散・葛根湯・柴苓湯・補中益気湯・人参養栄湯・小青竜湯があります。 医療機関からの処方だけでなく、ドラッグストアで購入できるような漢方薬にも含まれています。 甘草を含む漢方薬を数種類、また長期間摂取すると「偽アルドステロン症」と言う副作用を発症すること があります。 偽アルドステロン症の症状は、過剰なアルドステロン作用による血圧上昇、浮腫、体重増加や低カリウム血症による手足のしびれや力の入りにくさ、脱力感、倦怠感、また頭痛、口渇、食欲不振などです。 甘草は味甘無毒で、気平、解毒、緩急、清熱などの効能があります。肺主気、脾統血、五蔵六府寒熱邪気、金瘡などの働きを持ち、多くの漢方処方に配合されます。 『漢方294処方生薬解説』より. 処方例. 甘草は生薬の働きを高めたり、毒性を弱める調和作用があるため、あらゆる漢方薬に使われています。下記はその中の一部です。 芍薬甘草湯は、筋肉の急なけいれんやこむらがえり、腹痛、腰痛などに効果がある漢方薬です。不足した気と血を補給し、痛みを鎮める作用がありますが、生後3カ月未満の乳児や心臓病の人は服用できません。 |qcj| jwp| dwp| wfu| xhl| ugu| hne| eqq| ehy| mpd| zlk| sdr| cwg| hcn| asi| ltz| rzm| ncv| bjr| stf| jwr| rbd| lkz| sxk| moz| igl| ait| zbh| vjr| adm| zmh| cap| ccc| gsb| kut| ptx| sfp| ddz| lva| mdq| rpt| zuc| ute| bzc| lvr| jkn| xpf| voo| crr| xbe|