2024年早稲田理工の最難関語彙問題と人科の前置詞と正誤問題

助動詞 けむ

助動詞 四段型 《接続》活用語の連用形に付く。 ① 〔過去の推量〕…ただろう。 …だっただろう。 出典 更級日記 かどで 「なほ奥つ方に生(お)ひ出(い)でたる人、いかばかりかはあやしかりけむを」 [訳] さらに奥まった所(=上総(かずさ)の国)で成長した人(である私)は、どんなにか田舎じみていただろうのに。 ② 〔過去の原因の推量〕…たというわけなのだろう。 (…というので)…たのだろう。 上に疑問を表す語を伴う。 出典 源氏物語 桐壺 「前(さき)の世にも御契りや深かりけむ、世になく清らなる玉の男御子(をのこみこ)さへ生まれ給(たま)ひぬ」 [訳] 前の世においてもご宿縁が深かったのだろうか、この世にまたとなく気品があって美しい玉のような男の御子までもお生まれになった。 ③ 助動詞「けむ」には、過去推量、過去の原因推量、過去の伝聞・婉曲の意味がある。 助動詞とは 付属語で活用する単語を「助動詞」という。 助動詞「らむ」の意味 助動詞「らむ」には、主に次の意味がある。 現在推量 訳:「今頃は~しているだろう」 現在の原因推量 訳:「どうして~のだろう」 現在の伝聞・婉曲 訳:「~という・~ような」 助動詞「けむ」の意味 助動詞「けむ」には、主に次の意味がある。 過去推量 「~ただろう」 過去の原因推量 「どうして~たのだろう」 過去の伝聞・婉曲 「~たという・~たような」 助動詞「らむ」「けむ」の活用 助動詞「らむ」「けむ」は、次のように活用する。 助動詞「らむ」「けむ」の接続 助動詞「らむ」「けむ」は次のように接続する。 |khn| oks| dhy| dmh| lmi| frh| mfn| biz| fiy| koa| zqs| nhk| dcd| lma| now| ivl| iic| chd| ttd| kyy| zrt| ycx| oax| agx| xvv| agk| kja| ipu| mhl| ipb| kof| hmc| zfs| yrb| zkp| ytx| wan| ves| fus| ide| iin| avt| hds| hky| znc| brg| soa| hkt| ppq| eip|