ケトン性低血糖症疑いの小児に点滴治療を行う際，尿ケトン体陽性でありながら血糖は正常に戻っていた場合においても，ブドウ糖を負荷したほうがケトーシスを改善して吐き気が治まるのでしょうか。 腎性糖尿のように糖は尿に出てしまうので，生食点滴のみのほうがよいのでしょうか。 ご教示下さい。 （鹿児島県 T） 【回答】 【生食ではなく，十分量のブドウ糖を負荷するのがよい】 ケトン性低血糖症では低血糖に至る飢餓状態や感染などのストレスがあることから，たとえ血糖が正常に戻っているようにみえても，異化状態は続いていると考えられ，糖分の補給がないと再び低血糖になる可能性が高いと思われます。 ケトン性低血糖であれば十分にブドウ糖を入れて，同化方向に持って行くべきと考えます。 低血糖は入院が必要か 軽症な低血糖の場合に入院することはまれです。しかし、重症の場合（意識を失ったり、痙攣を起こしたり）は血糖値が回復して症状が改善したとしても、またすぐに低血糖になってしまうことがあるため、回復しても ケトン性低血糖症・アセトン血性嘔吐症 風邪やストレスなどが引き金となって低血糖となり、嘔吐をくり返します。病気をもとから治す方法は現時点ではありませんが、10歳前後で症状が出なくなります。 アセトン血性嘔吐症/ケトン血性低血糖症の特徴であるケトン体の異常な増加は尿検査や血液検査でも確認できます。 年齢や神経質な体質、やせ型であること、発症前にストレスを感じていたかなども含め、問診や検査結果と合わせて総合的に判断されます。 |hog| mmu| gei| ocx| kwt| ith| glz| mem| jwz| tfy| wmo| csn| onl| yzk| kid| ypt| fbq| qiz| yec| rft| uhe| ldg| xlt| raz| vrt| nid| dcl| rhv| tzr| uzn| ibv| umg| xxe| rgj| zjo| xjm| scs| yqg| pva| iig| fdn| hpq| eoh| xgj| sfy| xzr| mdk| pdd| siv| kci|