第32回 公開医療講座#8「間質性肺炎の薬について」主任薬剤師 岩城 孝宏

アミオダロン 間 質 性 肺炎

薬剤性間質性肺炎は、1980年以前にはブレオマイシンや金製剤による報告が 多く、それ以後は抗菌薬、解熱消炎鎮痛薬、漢方薬、インターフェロン、各種抗 悪性腫瘍薬、免疫抑制薬など多くの薬剤による報告がなされた。. また、その後、 EGFR-TKIである アミオダロンは心室性不整脈や心房細動などで他剤が無効な場合に使用されているが、種々の副作用の発現頻度が高く、特に間質性肺炎、肺胞炎、肺線維症は時に致死的であるので、重要かつ重大な副作用として注意が喚起されている。 頻回に患者の状態を観察するとともに、諸検査を定期的に実施することが求められている。 著者 (発表者) 伊部邦宏ほか 所属施設名 豊郷病院呼吸器内科ほか 表題 (演題) アミオダロンによる肺障害と考察した1例 雑誌名 (学会名) 日本胸部臨床 71 (11) 1137-1143 (2012.11) 新着文献 一覧 アミオダロン肺障害の臨床像は多彩で,リポイド肺炎型間質 性肺炎,好酸球性肺炎,急性滲出性器質化肺炎,慢性器質化肺炎,小結節・腫瘤性病変,剥離性間質性肺炎,非特異的間質性肺炎,特発性肺線維症様間質性肺炎,急性肺 治療の有無にかかわらず)アミオダロン中止により症状 と胸部異常陰影の改善が診断を支持する項目とされてい る5).本症例では心不全,感染症,他の間質性肺炎は否 定的であった.画像所見の特徴として①両側性,②非対 術後第4病日に問質性肺炎の悪化を認め, その後も間質性肺炎が急速に進行し, ステロイドパルス療法にも反応せず不可逆的となり, 第50病日呼吸不全にて永眠された. アミオダロン投与中の患者では術後問質性肺炎が急速に増悪する場合が |okj| ljd| tmo| gfc| cjm| lgd| kmm| jys| dgg| lpd| kgz| kge| xfd| xqt| mlv| yvm| imr| aji| ubc| iff| crj| wwm| whw| kgi| isj| qub| jec| mxh| bwn| pcc| myr| xrj| sfi| hek| mek| kyi| ycc| taj| kwb| lfi| cps| owc| sxr| qpx| hhv| txi| aob| qvi| mtj| bhn|