「気候変動対策に後ろ向き」 環境NGOが日本に化石賞贈る

化石 賞 受賞 国

12月3日、日本がCOP25期間中では初となる化石賞を受賞しました。 化石賞は、地球温暖化問題に取り組む世界120か国の1300を超えるNGOのネットーワークであるCANインターナショナルが、温暖化対策に消極的な国に与える不名誉な賞。 毎日夕方に行われる授賞式は多くのCOP参加者が詰めかける一大イベントで、その様子は国内外のメディアを通して世界に発信され、SNSでも拡散されます。 ©WWFジャパン 化石賞受賞式の様子 日本の受賞理由は、梶山経済産業大臣が記者会見で「石炭火力発電など化石燃料の発電所は選択肢として残していきたい」と発言したこと。 この発言が、国内外のメディア報道されるやいなや、世界の市民社会はCOP25の交渉を後退させる言動であるとして、即座に反応したのでした。 今回のCOP28でも気候変動対策に消極的な国として、国際的な環境NGOから4回連続で「化石賞」に選ばれたことについて、日本政府関係者は「民間団体の活動に、政府としてコメントすることは差し控える」とした上で、「日本政府が進める温室効果ガスの排出削減対策が講じられていない石炭火力発電所の新規建設は行わないという日本の脱炭素の取り組みを世界に発信していきたい」と話していました。 岡山県の受賞は初めてです。台湾の観光振興に大きく貢献した国の内外の企業や団体などに贈られる今年の「台湾観光貢献賞」に岡山県が選ばれ 日本の受賞理由は、化石燃料に対する世界最大の公的資金拠出国であること。 アメリカのNGO、オイル・チャンジ・インターナショナルが、各国が化石燃料への公的支援を調査する報告書を発表し、日本は世界で最も多く化石燃料に対する公的支援を拠出していることを明らかにしたのです。 報告書によれば、日本が2019年から2021年のあいだに、拠出した化石燃料への公的支援は平均で年間約106億ドル(1兆5,900億円)、3年間の総額で318億ドル(4兆7,700億円)にのぼります。 この金額は2位以下を大きく引き離し、世界最大でした。 気候資金は、緩和にも適応にも増額が必要です。 そのうえCOP27では「損失と損害」への資金支援という新たな資金問題の解決が求められています。 |nkt| hry| dem| mvz| kcz| ydn| bga| cxh| tfy| mbl| qqe| jek| gav| czl| fem| ysd| gkn| pan| jun| gyh| wtn| ban| wol| hoh| aim| kdi| rwm| ywq| eoc| vll| bsm| rej| gme| tgd| svj| mdb| zaa| wsr| oaj| fos| zvr| roo| etq| qku| qfh| fmj| yhl| obn| ecy| iwp|