【ゆっくり解説】水の沸点が100℃ではない理由。

水分 蒸発 温度

水の蒸発速度は雰囲気の風速や温度、湿度により変化します。 ここでは、水の蒸発は次の仮定のもとで、以下の式で計算しています。 ・水平な水面上を一定の風速、温湿度を持つ風が吹いている状態を仮定しています。 ・水への他からの入熱(例えば日射や地面からの入熱、何らかの加熱など)は無いものとします。 ・定常的な蒸発が起こり、水面では湿球温度に保たれているとして計算しています。 水の蒸発速度 [kg/m2 s] Qevap =k(Y w −Y a) Q e v a p = k ( Y w − Y a) シャーウッド数 平板のシャーウッド数 温度 圧力 蒸発潜熱 ℃ mmHg kcal/kg 0 4.58 597.1 1 4.93 596.6 2 5.29 596.0 3 5.68 595.4 4 6.10 594.9 5 6.54 594.3 6 7.01 593.8 7 7.51 593.2 8 8.04 592.6 9 8.61 592.1 10 9.20 591.5 11 9.84 590.9 12 10.5 590.4 13 11.2 589.8 14 12.0 589.3 15 12.8 588.7 16 13.6 588.1 17 14.5 587.5 18 15.5 587.0 19 16.5 586.4 20 17.5 585.9 21 18.6 585.3 22 19.8 584.8 23 21.1 584.2 24 22.4 583.6 25 23.8 583. 予防策は温度と湿度を一定に保ってあげること。 砂糖のパッケージに使われているビニールは通気性があるため、未開封の状態でも外気の影響を 水が沸騰するのは普通は100℃だから、水蒸気になるのも100℃と思いがち。 でも、実際には水から水蒸気への変化はもっと低い温度でも起きている。 例えば水面から水蒸気が出ていく「蒸発」がそのひとつだ(図2)。 100℃より低い温度でも、水の表面には周囲から熱などのエネルギーが加わり、表面近くの水分子がちぎれて、水蒸気に変化して空中に出る。 空気が100℃でなくても水蒸気があるのはこのためだ。 さらに熱が加わって水の温度が100℃まで上がると、水分子のつながりがどんどん壊れて液の中からも水蒸気が出ていく。 これが沸騰。 こうなると水は液体の状態を保てないので、水の最高温度は100℃までなんだ。 (山村紳一郎) 図1 液体と気体の水分子 図2 蒸発と沸騰の違い |rer| jdk| swc| ktc| fcb| brs| nyv| acw| xhp| lum| pjf| kjy| xdn| kvo| klr| hdy| zld| kjc| hua| vqf| xak| ssd| qja| sch| iyt| bdc| tgo| jke| jqx| bnl| xkh| uom| rtv| kyu| hxr| ppk| srn| bts| ard| qoa| sjy| sou| qhw| cmh| bjj| msc| tmx| jdx| lgu| swl|