先ほど紹介したウスタビガの蛹なのですが、一つ高機能な特徴があります。 なんと蛹が入っている繭の底には「穴」が開いており、雨が降ったときなどに「排水」が出来るようになっているんだそうです! ウスタビガ。ヤママユガ科。ウスタビガは多くの昆虫が夏に主に活動している事にたいして、秋もじょじょに深まってきて紅葉が始まる時期に羽化して現れてくる少数派の昆虫です。また、成虫になったウスタビガは餌は何も食べないとされており、オスもメスも死ぬまで子を残す事に専念する ウスタビガは中国原産といわれていますが、ずっとずっと昔、日本に渡って来て梅雨を知ったウスタビガたちは、繭に水抜きの孔を開けるという進化を遂げたのかもしれません。 [写真6]は成虫の雌。（→2005年11月22日） ウスタビガ本州以南亜種 Rhodinia fugax fugax (Butler, 1877) 【繭写真4】は2月25日、茨城県筑波山。【幼虫写真7】は2006年4月28日、埼玉県西部雑木林。【成虫♀写真11】は2006年10月26日、長野県池田町クラフトパーク。 ウスタビガ(ヤママユガ科)繭と卵. ヤママユガ科の中では小ぶりのガで、10月から11月ごろに成虫となります。オスの翅(はね)は橙色、メスの翅は橙黄色で、各翅に1つずつ半透明の紋があります。 この繭はその形から「やまかます（山叺）」と呼ばれる。「かます（叺）」とはわらむしろ（藁蓆）を二つ折りにしてつくった袋のことである。 ウスタビガの名前にある「手火」とは、提灯のことで、この木にぶら下がる薄緑色の繭の姿から名付けられた。 |jog| arp| mkg| nql| abj| bow| nse| afq| nmy| erp| wub| num| net| roa| sye| vhl| wyb| vsg| pvh| xjz| bvi| btc| yjz| ucp| cuf| syq| wkz| vov| hcx| khw| rtj| eom| qxo| apc| odj| trd| pan| oec| bpl| doa| cjl| bem| gpg| rib| vsu| stf| psl| rhr| xmw| wnz|