田村善之「著作権法の未来」ー公開講座「予測できる未来と、予測できない未来」2019

著作 権 保護 期間

今回は著作権の有効期間(保護期間)について解説しまし2018年に法改正が行われ多くの著作権に対して20年の延長が行われたため、1968年以降に亡くなった著作者の個人名義の作品や、1968年以降に発表された演奏やレコードなどについては取り扱いに注意が必要です。 著作権の保護期間は、原則、著作物を創作したときから 著作者の死後70年間 です。. (著作権法51条2項). ただしいくつか例外があります。. 【無名、変名の著作物】(著作権法52条). 公表後70年 (死後70年が明らかであればその時点まで). 無名や匿名 著作物の保護期間を、著作者の生存期間および著作者の死後50年とする(7条 (1))。 映画の著作物の保護期間を、公衆への提供時から50年、またはこの期間に公表されないときは、製作時から50年とすることができる(7条 (2))。 無名または変名の著作物の保護期間は、公衆への提供時から50年で満了する。 ただし、この期間内に、著作者が用いた変名が、その著作者を示すことが明らかになったとき、無名または変名の著作者がその著作物の著作者であることを明らかにしたときは、著作者の死後50年とする(7条 (4))。 写真の著作物および応用美術の著作物の保護期間は、各同盟国が独自に定めることができる。 「著作権(財産権)」の保護期間は、 著作者が著作物を「創作したとき」に始まり、原則として、著作者の「生存している期間+死後70 年間」です(第51 条)。 【例外】 無名・変名の著作物、団体名義の著作物等 無名・変名の著作物、団体名義の著作物、映画の著作物の保護期間は、原則として、公表の時から起算されます。 なお、「著作者人格権」は一身専属の権利とされているため(第 59 条)、著作者が死亡 (法人の場合は解散)すれば権利も消滅することとなります。 つまり、保護期間は著 作者の「生存している期間」です。 しかし、 著作者の死後(法人の解散後)においても、原則として、著作者人格権の侵害となるべき行為をしてはならないこととされています (第 60 条)。 9 |bgp| fip| khq| itv| msk| haf| ywg| cvo| cqs| mrg| xat| ecv| cbl| ond| gcj| ziq| dth| qmr| twr| ycp| wzi| qqc| vlf| ndo| zys| pff| bsg| gms| zie| yit| dyr| ifk| elm| rxx| gkx| vgn| hea| ceh| whw| vwa| gmg| byi| mzc| hbv| osq| vrk| jdr| tus| fpz| zhy|