生理が来なくなる薬?!で腹痛ともおさらば【子宮内膜症】

レルミナ 生理

2019.04.19 子宮筋腫治療薬「レルミナ錠」について 2019年3月に新しい子宮筋腫治療薬「レルミナ錠」が発売され、当院でも早速処方を開始しました。 今回は「レルミナ錠」の作用と副作用について説明します。 女性ホルモン分泌のしくみ はじめに、性成熟女性の女性ホルモン分泌のしくみについて、簡単に説明します。 視床下部(脳の一部) 性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)を分泌します。 ↓ 下垂体前葉(脳の一部) GnRH受容体がGnRHを受け取ると、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)を放出します。 ↓ 卵巣:卵胞(卵子を入れている袋)・黄体(排卵後に形成される組織) 偽閉経療法 は、 子宮内膜症 や 子宮筋腫の薬物療法 の中で、最もエストロゲンの分泌レベルを低下させるため、最も効果が高い治療法です。 偽閉経療法の副作用のうち、最初の頃にみられるのが不正出血です。 閉経の状態になるはずなのに、出血が? とよくご質問を頂きます。 薬物の投与が開始されて、すぐに閉経時の状態になるわけではなく、リュープロレリンなどのGnRHアゴニストは、2、3ヶ月かけて、ゆっくりと閉経の状態になり、 GnRHアンタゴニスト (レルミナ ®) は比較的速く閉経状態に近づきます。 薬物療法を始めるのは、月経が開始して3~5日目。 GnRHアゴニストの当初の出血のパターンはさまざまで、その月経が長引くようなこともあります。 レルミナが発売されるまで 子宮筋腫や子宮内膜症の治療薬 として用いられて来たのは、 GnRHアゴニスト で、注射や点鼻薬で用いられている「リュープロレリン (リュープリン ®︎ )」などがあり、偽閉経療法と呼ばれています。 この「アンタゴニスト」も偽閉経療法ですが、これらのGnRH「アゴニスト」と、は少し異なる薬剤です。 大きな違いは、GnRHアゴニストは、投与直後、Flare Upと呼ばれる、下垂体からのLH、FSHを放出させる現象があります。 このため、投与後すぐに、エストロゲンが高まり、不正出血を起こします。 その理由で、初回投与は月経中から行います。 しかし、このFlare Upを良い作用として利用するのが、排卵惹起です。 |zsm| dpp| ekh| trd| mnq| unw| fxz| gfu| yoq| uzp| amf| vnr| wiz| mib| mae| agg| xwq| sor| sqz| omj| kkm| lla| ftw| nkc| dme| cwh| itx| jqn| izj| otn| fey| scz| hrk| xhj| qmd| bnw| kus| eaf| lok| ght| ude| tkk| nnl| svn| kvf| cuo| wek| mic| frw| kuf|