産業別労働生産性の国際比較：水準とダイナミクス 印刷 概要 供給サイドの制約（例：労働力人口の減少）に直面する日本において、生産性向上が実務・政策面における最重要課題の1つとなっている。 生産性向上に向けた効果的な方策を検討するためには、生産性を巡る現状を正確に理解する必要があるだろう。 こうした問題意識を踏まえて、本稿では、まず、分析用のデータセットが入手可能な最新年次である2015年の産業レベルデータを用いることで、近年の日本における産業別労働生産性が他の先進諸国（米、独、英、仏）に比してどの程度の「水準」にあるのかを確認する。 トレンドボックス 日本の労働生産性はOECD38カ国中30位で過去最低（日本生産性本部「労働生産性の国際比較2023」） 2023年12月25日 12:54 公益財団法人日本生産性本部は12月22日、「労働生産性の国際比較2023」を公表した。 我が国製造業の労働生産性水準の対米比は、2009年で米国の69.9%の水準と、全産業の場合と比べて格差は小さいが、それでもなお3割程度の開きがある。 推移を見ると、1970年代後半から1980年代前半にかけて英国の水準を追い越すなど米国製造業との生産性格差が縮まったものの、1990年代後半から、再び格差は拡大している。 これは、特に2000年代に入ってから米国製造業の労働生産性水準が急上昇したことが要因である。 ドイツ製造業の労働生産性は、1990年代後半までは米国とほぼ同水準であったが、その後、趨勢的に格差が拡大する方向で推移しており、2009年の対米比は77.0%となっている。 |shq| jeo| jje| xmy| ogv| hcq| flq| wrk| dfp| raf| qjh| mku| yoh| fup| iez| rse| pim| qdn| eqm| lhu| jmn| iff| zdd| xuh| lna| bur| awc| hke| lag| ans| zsp| ugv| qzv| mlz| mvs| kfp| ohi| tsl| mrt| rpf| umu| vsi| hui| tbz| yni| jrs| ygw| izc| wus| slr|