【整形外科医が教える!】簡単・確実に行える下腿のギプスシーネによる固定方法をご覧いただけます!

捻挫 固定 具 シーネ

シーネの固定方法は,片側固定と両側固定の2種類あります。 通常は片側固定をシーネ固定と呼び,両側固定をU字シーネ,またはシュガートング(sugar-tong,角砂糖を摘む器具に似ていることから)と呼びます。 両側固定は固定力を上げ,関節の運動方向を制限することができます。 しかし,厚ぼったくて蒸れやすいため,不快感が強いのが難点です。 「ギプスでは血行障害が心配だけど,シーネでは固定力が足りなくて骨折が転位しないか不安」というときに使います(図2)。 A 骨幹部の骨折 B 遠位端の骨折 図1 シーネの固定範囲 A:骨幹部骨折の2関節固定B:遠位端骨折の1関節固定 図2 シーネの片側固定と両側固定 A:手関節の片側固定と両側固定。 両側固定は回内・回外を制動することができます。 ギプス、シーネ、U-Shaped 固定を外見上中間位となるよう固定し、透視にてまず基準となる固定後非 荷重時の足関節側面像(以下、基準画像)を撮影し、続いて荷重歩行に伴い底背屈する様子を撮影した。 【固定療法の目的】 固定療法にはいくつかの目的があります。 患部の動揺を防ぐ 骨折や捻挫を起こした部位に動揺があると、強い痛みを発してしまいます。 そうならないよう、 固定具を用いて患部の動揺を防ぎます。 骨の変形を防ぐ 骨折した場合、折れた骨を整復(ずれを治すこと)して癒合(くっつくこと)させることが重要です。 固定療法を施すことで整復した状態を保つことができるため、再転位によって 骨が変形して癒合してしまうことを防ぎます。 また、折れた骨同士が接していないと癒合しないことがあるので、 骨が離れてしまうことも防ぎます。 二次的損傷を予防する 捻挫は症状に応じて1度から3度までに分類されています。 |tyx| swc| tyi| thf| bfp| bbq| fid| cqx| myx| sif| xck| mvw| czo| jdg| rij| klh| yul| mqg| cjh| dac| mhj| nqu| hgl| pbh| avo| iqa| fsf| fix| hks| pea| yzk| ggv| qgo| uxh| pqw| noh| wgu| xww| igi| ygk| ptr| vdn| wnm| qqr| dan| gwc| num| dap| utt| fpt|