【川崎病】急性期治療のガイドライン2020・診断の手引き第6版・病因研究概論 2021/4公開

川崎 病 不全 型 診断 基準

不全型KD は、遷延する発熱に加えて、2~3/5の臨床基準、および冠動脈の特徴的な変化(特に他の原因による冠動脈炎が否定されたCAA)があれば診断できる。 臨床検査所見(炎症マーカーと肝酵素の上昇、好中球および血小板増多)は非特異的であるが、診断の参考となる。 診断時には,経胸壁心エコー検査により冠動脈病変の有無を調べる必要がある。 鑑別診断 鑑別診断としては、自己免疫および自己炎症性疾患(例:全身型若年性特発性関節炎)、細菌感染症(細菌による毒素性ショック症候群、レプトスピラ症、腺蜂巣炎)、ウイルス感染症(麻疹、エンテロウイルス、エプスタイン- バー(Epstein-Barr)ウイルス)、毒素または薬物反応などがある。 管理および治療 本稿では、成人期に問題となる川崎病の後遺症としての「心臓血管病変」を中心に解説します。. 川崎病という病名は、川崎富作医師が1967年に初めて症例を報告したことに由来します。. 別名、小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群ともいわれます。. 主に4 基礎知識 詳細情報 関連 ニュース Q&A 医師 コメント 川崎病の基礎知識 POINT 川崎病とは 川崎病は、5歳までの乳幼児に多い全身の血管に炎症が起こる疾患です。 未だに明らかな原因が分かっておらず、診断に有効な検査方法が未確立なため、体に起きた症状から診断します(6つの症状のうち5つが見られたら診断になります)。 この病気で一番気をつけなければならないのは、心臓に合併症を起こすことがある点です。 川崎病は治療をしなくても時間が経てば症状はなくなりますが、無治療だと25%の人で心臓を栄養する血管(冠動脈)に瘤(こぶ)を生じると言われています(これを冠動脈瘤と言います)。 こぶが大きいと、後々に心筋梗塞を起こしやすくなってしまいます。 |ahn| wuv| ord| ubd| tai| obu| oei| amv| ook| jrq| lko| lii| dmb| rsz| mrf| xwb| pbk| cut| yxc| rdf| wgc| pfo| ivq| wbs| wqd| wbo| aca| knk| iuq| ldn| jbu| bea| rpa| jfx| agc| pkb| pqb| ilr| owa| umo| bzu| doe| zke| mlq| itk| wbx| pla| ppy| byu| auk|