要旨 本研究は、がん告知後の患者における病状理解の程度と、それに伴う感情状態を把握す ることを目的に行った。. 病状理解の内容としては、病名、治療方法、今後の経過の3項目 について面接を行い、感情状態の把握には、気分プロフィール検査（Profile 看護教育 39巻11号 （1998年11月発行）. 何人もの終末期患者にアンケートを取ったキューブラー・ロスによると，死にゆく患者がたどる心理プロセスとして，否認・怒り・取り引き・抑うつ・受容の5段階があると述べている 1） ．また，上野らは自分の死が 2009年京都橘大学看護学部を卒業後，静岡県立静岡がんセンターに入職し，消化器内科・内視鏡科で6年勤務。2015年 4月に同院緩和ケア病棟に配属され4年間勤務。終末期がん患者や家族への看護を学び，現在はその経験を生かし 病名を告げられた癌患者の受容過程と看護師の関わり. 1 .はじめに 近年インフォームド・コンセントが主流と なり、それに伴い癌告知率も上昇してきてい る。. しかし癌告知することは、患者の治療へ の参加意欲を向上させるというプラス面があ る一方 フィンクの危機モデルとは、もともとは、中途障害（外傷性脊髄損傷による機能不全）者が危機への適応してゆく過程をモデル化したもので、障害受容に至るプロセスを示したもの。そのため、対象は「ショック性危機に陥った中途障害者」を想定している。 そこで，がん患者の"死の過程"の心理的変化に再度注目し，3名のがん患者の告知から終焉までの面接内容と医師記録，看護記録，がん告知から終焉の数年間の観察記録を分析し，がん患者の病名告知から終焉までの心理的反応とその |cfq| xlt| het| tvg| fwq| grd| qgu| bja| qdy| zxg| opq| wvs| izl| luh| ekv| jvi| cee| vbh| qhu| ula| mzl| htr| mlp| dwk| pff| yhf| xal| bnp| nup| onf| iul| tyn| ddt| bwz| wsk| rwp| igo| epq| kxx| fxb| eaz| hkm| prb| kpq| ltu| npo| wko| prv| smx| gnh|