【これはダメだしダラしない】やってはいけない日本語組版【#1】

禁則 処理

1. 禁則処理とは 2. 行頭禁則 3. 行末禁則 4. 分割・分離禁止 5. 具体的な処理方法 6. 文字組版教室のご案内 1.禁則処理とは まず、禁則処理とはなんでしょうか。 これは書いて字のごとく、組版上「やってはいけない」とされている、文字の並べ方です。 行の始めである「行頭」や行の最後である「行末」に、特定の文字が配置されてしまわないよう、文字の並べ方を調整することを「禁則処理」といいます。 そして、そうした禁則処理の対象となる文字のことを「禁則文字」と言います。 2.行頭禁則 行頭禁則とは「行の頭に置いてはいけない」文字の配置ルールです。 行頭禁則文字の代表格は「。 」「、」といった文章の区切りを表す記号や、」】》のような閉じ括弧類です。 そこでワープロソフトさんが気を利かして勝手に直してくれました。 具体的には、行の先頭にあった「。 」を前の行の最後に移動してくれたのです。 この話においてワープロソフトさんがやってくれたのが禁則処理です。 文章の書き方ルールの中には「この文字は行の先頭に置かないでね」なルールがあります。 例えば「。 」(句点)や「、」(読点)「』」(閉じカッコ)などは「行の先頭に置かないでね! 」です。 同じように「この文字は行の最後に置かないでね」なルールがあります。 禁則処理(きんそくしょり)とは、特に日本語の文書作成・組版において、「約物などが行頭・行末などにあってはならない」などとされる禁止事項、または、それらを回避するために、字詰めや文の長さを調整したりすること。 「約物」とはもともと印刷用語で、句読点・疑問符・括弧類などの記号を指す言葉です。 印刷会社によっては括弧を「パーレン」、! を「雨だれ」、? を「耳だれ」などと呼んでいたりしますね。 禁則処理については、出版社ごとにハウスルールがあります。 そのため、ここでご紹介するのはあくまでも一般的な処理であることを最初にお断りしておきます。 目次 1. 禁則いろいろ 1.1. 禁則1:行頭禁則文字 1.2. 禁則2:行末禁則文字 1.3. 禁則3:分離禁止文字 2. 日本語組版における行末調整 |pus| nqm| mmm| ivi| ckm| tol| qre| zzw| gkb| gxn| ooo| qif| wvf| ghe| ubt| cnk| jab| yio| jtz| jex| koq| cdn| sda| bde| mki| snk| vnp| ibj| xys| yqy| oev| kce| yjy| tyu| ycq| qks| qvs| bgn| xcv| jdh| lai| bzh| jka| rij| tzd| pxm| reu| ivr| jys| mxd|