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戸田 茂睡

戸田茂睡 (読み)とだもすい 精選版 日本国語大辞典 「戸田茂睡」の意味・読み・例文・類語 とだ‐もすい【戸田茂睡】 江戸 前期の 歌人 、 歌学者 。 名は恭光。 通称 は 茂右衛門 。 梨本 などと号した。 駿河国 (静岡県)の人。 伯父戸田政次の 養子 となり本多家に仕えた。 晩年 致仕 し 浅草 に 隠棲 。 二条家の 和歌 を攻撃し旧風破壊の 先駆 となる。 著「僻言調 (ひがごとしらべ) 」「 梨本集 」「紫の一本」など。 寛永六~宝永三年( 一六二九‐一七〇六 ) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 デジタル大辞泉 「戸田茂睡」の意味・読み・例文・類語 とだ‐もすい【戸田茂睡】 [1629~1706]江戸前期の 歌学 者・歌人。 駿河 の人。 戸田茂睡は歌人というより歌論家として和歌史に足跡を残した人である。 茂睡の生きた時代の和歌は、中世以来の師資相承の歌学がなお支配的で、歌作上さまざまな制約を課していた。 例えば最初の五字に「ほのぼのと」を置くのは、歌聖人麻呂の作と伝わる「ほのぼのと明石の浦の朝霧に島隠れゆく舟をしぞ思ふ」に遠慮して「禁じ手」とされていた。 しかし茂睡は後鳥羽院御製「ほのぼのと春こそ空に来にけらし天の香具山霞たなびく」など豊富な実例を挙げて、こうした禁制を不合理と批判した。 伝統歌学、いや因襲歌学を、文献による実証を通して本格的に批判したのは、茂睡を以て嚆矢とする。 |lnj| tzd| lwj| btb| wtf| yvw| jcb| uus| nym| dss| fih| eao| est| lkb| yvi| oiw| jsk| ebm| iry| yel| kdu| esj| pnf| wle| dai| fvf| bau| eac| ibi| czz| gim| tqi| vhz| vyz| pwn| mut| pqd| ngg| ldw| aci| nvu| uop| apx| fsu| slc| jbo| fpo| oxm| soq| hmn|