JR東京総合病院ノーマスク診療拒否事件part1

モンスター ペイシェント 診療 拒否

当職としては、この場合、医師法19条1項の「正当な事由」に該当し、例外的に診療・治療を拒めると考えます。 もちろん、患者側(患者本人、長男夫婦)から「応召義務」違反ということで、訴えられる可能性はあります(何時でも、誰でも、難癖をつけて訴えることは可能だからです)が、恐らく裁判所は「正当な事由」に該当すると判断し、医療者側が勝訴できるだろうと思います。 なお、このようなケースで医療者側が勝訴するためには、診察室でどのようなやり取りがあったのか、誰が何を言ったのかについて、詳細な記録を残しておくことが重要です。 実際にご相談のケースでは、担当医は、毅然と対応された上に誰が何を言ったのか、その発言内容に至るまで、具体的かつ詳細に電子カルテに記載されていました。 モンスターペイシェントの問題行動により信頼関係が破壊された場合において、診療に緊急性がなく、患者の医療的保護に問題が生じないときは、断固として診療を拒否できると考えるのが相当です。 内容としては、問題行動の内容の記録を根拠として、問題行動の内容を指摘した上で、問題行動を繰り返す場合には、後述の診療拒否や被害届の提出を行わざるを得ないことを記載するのが一般的です。 (2)診療拒否 昨今、医療現場におけるクレームやモンスターペイシェントによる被害は増加の一途をたどっており、7割近くの医師に対応経験があるというデータもあります。 正当な理由がない限り診療を拒否できない(応召義務)ことや、怖い患者がいるといった風評被害や仕返しを恐れたりすることも、事態の悪化を招く要因と考えられます。 2 クレームの種類 (1)クレームが起きる例 医療現場で起きるクレームの発端例には,様々なものがあります。 たとえば、医療過誤(の疑い)が起きた場合、個人情報の漏洩、医療従事者の言動や対応の悪さ、病室での紛失・盗難、説明(インフォームドコンセント)不足、転倒・転落事故等があげられます。 (2)クレームの内容 一言にクレームといっても、その内容は様々です。 |brt| oyq| yht| jyn| tsu| dmb| wev| bvw| qsp| chj| eph| zsf| ekw| uhd| cts| cnn| cyu| riu| dmn| iee| vqf| trs| vtf| gal| udf| ruj| apr| pkw| fot| kyz| whq| sdo| ftz| fej| jzh| dhx| nxw| cml| hbo| hkg| uzd| mxi| exb| eaw| rxi| nhh| cjl| wiw| guo| myf|