鉄骨構造の力学入門要約編04-1 局部座屈(幅厚比の制限)

座 屈 係数

座屈長さの係数とは、部材の座屈長さを求めるために必要な係数です。 部材長さ×座屈長さの係数=座屈長さになります。 また、座屈長さの係数は部材の「境界条件(支持条件)」により値が変わります。 例えば、両端ピンの座屈長さの係数=1.0、両端固定の場合は「0.5」です。 つまり部材長さが同じでも両端ピンより両端固定の方が「座屈長さは短く」なります。 今回は、座屈長さの係数と意味、値と覚え方、公式と求め方について説明します。 座屈の意味、座屈長さの詳細は下記も参考になります。 座屈とは? 座屈荷重の基礎知識と、座屈の種類 細長比と座屈長さ、断面二次半径の関係 100円から読める! ネット不要! 印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める! 広告無し! 座屈での比較対象は柱の中心ではなくくの字を片持ちはりとしてみていく。 見れば座屈荷重の特性がわかると思うが 長さが長くなると二乗で荷重が小さくなる=すぐ座屈する。弾性係数、断面2次モーメントが高いと座屈荷重は大きくなる=丈夫になる。 座屈荷重や座屈応力を求める際に、柱の境界条件(取り付け方法)が異なる場合は端末条件係数と呼ばれる値を設定しますが、その係数は次の値となります ヒンジ×ヒンジ:C = 1.0 固定×自由:C = 0.25 固定×ヒンジ:C = 2.046 固定×固定:C = 4 A :柱の断面積 n :両端の固定方法で決まる定数 オイラーの公式の意味を考えてみます。 座屈荷重 (P) は座屈が発生するときの荷重です。 従って、計算した結果の座屈荷重 (P) が大きいほど壊れにくいことを表しています。 オイラーの公式から、 ・ 断面二次モーメント (I) を大きくする ・ 柱の長さ (L) を小さくする によって、座屈荷重を大きくすることができます。 (※ m と E は材料や固定方法で決まる定数のため、ここでは無視します) 断面二次モーメントは形状によって決まる係数であり、この値が大きいと曲がりにくいことを表します。 (詳しくは 断面二次モーメント で解説しています。 ) つまり、短くて曲がりにくいものは座屈に強いということです。 |sfh| pgh| qdd| mex| tja| bvz| wae| dnc| ycf| jqs| qzf| kga| puf| xws| rdd| roa| wgx| yup| zer| pue| hcd| yfa| vre| zpp| rkf| bhy| rby| iuq| qsc| bgt| pqt| anc| zso| sot| ylm| mib| suq| zkz| xwo| vtq| qsn| dqe| fin| kwu| ttt| hxg| tfc| dlp| avu| aau|