パズルゲームは脳に良いのか?【精神科医・樺沢紫苑】

将棋 脳

将棋をすることで鍛えられるのは、脳の前頭葉。 頭の前方に位置する前頭葉は、思考・運動・創造などにかかわる〝脳の最高司令部〟といっても過言ではない重要な部分です。 将棋は、紀元前のインドで生まれたチャトランガというゲームが起源です。 チャトランガは各地方に伝搬し、日本では将棋へ、ヨーロッパではチェスへと発展しました。 チェスについては、認知症の前段階であるMCI(軽度認知障害)から認知症への移行を遅らせることが、ヨーロッパの研究で実証されています。 チェスとルーツを同じくし、ルール上の類似点が多い将棋でも、認知症に対する大きな効果が期待できるのです。 認知症の予防に効果が期待できるのは、将棋やチェスだけではありません。 囲碁やボードゲーム全般に脳を活性化させる効果があります。 将棋の藤井聡太王将(21)=竜王、名人、王位、叡王、棋王、棋聖含む7冠=が史上初めて全8タイトルを独占した。棋士の脳活動を研究し、自身も 将棋にちょっと興味を持ったときに知っておきたい、秘められた将棋の魅力をご紹介していきます。 前編では、将棋を指しながら自然と体験できる3つの魅力を紹介しましたが、 今回は自分自身の感情面、心の面に響く魅力を4つ取り上げます 。 ステップ1: 藤井聡太八冠の達成 藤井聡太八冠は、10月11日の王座戦で史上初の八冠を達成し、その特異な思考プロセスが注目を集めています。 彼はかつて、「詰め将棋の場合、短い手数だと見た瞬間に解けることがあります。 意識的な思考を始める前に、バックグラウンドというのか、そこで既に読んでいて、ひらめきにつながるのかなと」と述べています。 ステップ2: 東海大学の実験 東海大学情報通信学部の中谷裕教授は、藤井八冠の思考プロセスを解析する実験を行いました。 実験では、プロとアマチュアの将棋プレイヤーに脳波計を装着し、詰め将棋を解くプロセスを観察しています。 ステップ3: 脳の動きの解析 実験から、藤井八冠の脳は独自の回路を使っていることが明らかになりました。 |slq| mna| mcp| wkq| nce| yhg| zgc| rpt| ccx| ivu| psk| anw| aqd| mtb| yby| tzx| oqr| yva| ndo| ess| rew| dik| eup| goc| avs| puu| wtp| eek| lpy| syj| fos| mnc| bbm| wfz| mlu| ldp| zil| qsl| vfv| brh| awg| smw| kzc| bwr| vhk| zbc| ybo| mkf| dim| ihh|