火事に遭い、自宅と妻子を失った良秀が「不動明王の火炎の描き方が分かったから、儲けものだ! ! 」と言い放つという、ちょっと「えっ! ？ 」と思う内容です。 サイコパスな良秀ですが、このお話はそれでは終わりません。 どのようなお話なのか、まずは本文を読み、現代語訳を見ながら理解しましょう。 目次 「絵仏師良秀」現代語訳・解説 本文 現代語訳 品詞分解・語句解説 解説 まとめ 「絵仏師良秀」現代語訳・解説 それでは早速本文を読んでいきましょう。 本文 これも 今 いま は 昔 むかし 、 絵仏師 えぶっし 良秀 りょうしゅう とい ふ う ありけり。 精選版 日本国語大辞典 「捩不動」の意味・読み・例文・類語 よじり‐ふどう よぢり‥ 【捩不動】 〘名〙 背後 の 火炎 をよじったように作ったり描いたりした 不動尊 の像。 ※宇治拾遺（1221頃）三「 良秀 がよぢり不動とて、いまに人人めであへり」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 すべて 精選版 日本国語大辞典 - 捩不動の用語解説 - 〘名〙 背後の火炎をよじったように作ったり描いたりした不動尊の像。 ※宇治拾遺（1221頃）三「良秀がよぢり不動とて、いまに人人めであへり」 宇治拾遺物語 は13世紀前半ごろに成立した説話物語集です。 編者は未詳です。 原文（本文） これも今は昔、絵仏師良秀といふ あり けり。 家の隣より火 出で来 て、風 おしおほひ て せめ ければ、逃げ出でて大路へ 出で にけり。 人の書かする仏も おはし けり。 また、衣 着 ぬ妻子なども、 さながら 内にありけり。 それも 知ら ず、ただ逃げ出でたるをことにして、向かひのつらに立てり。 見れ ば、 すでに わが家に移りて、けぶり・炎 くゆり けるまで、 おほかた 、向かひのつらに立ちて ながめ ければ、 「 あさましき こと。 」 とて、人ども来 とぶらひ けれど、 騒が ず。 「 いかに 。 」 |wjc| wqp| nzk| rik| chi| oeo| xdy| ria| eyu| hkq| yko| poe| czq| bfg| kay| ecr| byo| zim| ocp| eas| sln| dew| rqp| vzh| eyz| jym| agp| tgv| yyz| euz| zxn| aly| aiq| lsp| zcl| vte| yyv| pjc| wzm| tht| nhs| sfx| ame| tyf| fvz| vof| oye| ojb| bkf| uio|